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金融機関の事業承継対策提案、本当にあなたに適していますか?

事業承継対策で金融機関から提案を受けているあなたその提案、金融機関の収益目線で提案されていませんか?たとえば、こんな提案はされていませんか?・後継者出資の持株会社でオーナー所有株式を買取る提案・ホールディング体制の構築              などなど・・・もちろん、上記の対策が有効な可能性はありますが、基本的に万国共通な一律の事業承継対策は存在しません。オーナー様のお気持ちや会社の出資割合、オーナー家のご家族状況など様々な情報を考慮して検討を進めることが必要です。第3者の目線で金融機関の提案も含めて、どのような選択肢が考えられるか、金融機関勤務経験のあるコンサルタントと一緒に検討してみませんか?
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事業承継

先代が息子に事業を継がせたいというので相談に乗った。これからのキーワードは「信長」「竜馬」今のお父さんの社長は残り番頭さんは交代させる。暦では2年半から4年で完結する私も役員といわれたがサラリーマン社会は新卒の生え抜きか銀行の天下り以外、「どこの馬の骨」といわれるので出入りの下請けさん扱いで良しとしてもらう。社員の人とは接点を持たないことで気にも止まらない。なので、本社には「呼びつけられて叱責される以外は」出向かない。舞台を回す役なので出しゃばらずいろいろ発展させるべくコンサルを引き受けた。詳しいことは言えない。店頭公開までの間。人知れず助言をする。
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スモールM&Aの増加理由とは?

スモールM&A、6つの増加理由を解説。 スモールM&Aの年間の成約件数は年々増加傾向にあります。 2019年は約4,000件の中小企業のM&Aが成立しているようですが、非公開で成立している案件も含めるとさらに件数は増加します。 ではなぜ近年スモールM&Aが増加傾向にあるのでしょうか? ここではスモールM&A、6つの増加理由を解説致します。◆スモールM&A、6つの増加理由 スモールM&A、6つの増加理由を解説して行きます。 ✅1⃣小規模事業、個人事業の経営者の高齢化 やはり経営者の高齢化が進んでいるということが筆頭に挙げられます。 小規模事業、個人事業の経営者にとって後継者不足は深刻な問題となっています。 どんなに黒字の企業でも後継者がいなければ、当然事業は継続できません。 そんな時に有効なのはメリットの多いM&Aなのです。 第三者に会社や事業を売却することで、事業の継続が可能となり、従業員の雇用も維持できます。 つまり事業承継問題解消のため、M&Aを出口戦略として利用する小規模事業、個人事業の経営者が増えているということです。 ✅2⃣スモールM&Aの売り手への情報拡充 20年ほど前まではM&Aと聞くと大手企業のためにある言葉だと思われていましたが、ここ10数年では中小企業の事業承継対策として、そして近年ではスモールM&Aとして小規模事業、個人事業の事業承継対策にも活発に利用されるようになりました。その要因としてテレビや新聞、経済雑誌などを通じて小規模事業、個人事業でも売却可能という情
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スモールM&Aにおける売り手のメリット・デメリット

スモールM&Aにおける売り手のメリット・デメリットを解説何事においてもメリット・デメリットは存在しますが、それはスモールM&Aにおいても例外ではありません。 今回は、スモールM&Aにおける売り手のメリット・デメリットについて解説致します。◆スモールM&Aにおける売り手のメリット・デメリット スモールM&Aにおける売り手のメリット・デメリットを解説致します。■スモールM&Aにおける売り手のメリット✅会社や事業を継続できる 小規模事業や個人事業であっても廃業してしまうと、周りへの影響は少なからず出てしまいます。得意先、取引先への影響も大きいですが、特に従業員は新たな職場を探さなければなりません。 しかし、スモールM&Aが成立すれば、経営者が一生懸命続けてきた会社や事業の継続も可能になりますし、従業員の雇用も守れます。 ただ、廃業してしまうのではなく、後世につなげるというのも代表者としての役目なのです。 ✅赤字や債務超過でも売却可能 赤字や債務超過など財務的にマイナスな側面があったとしても、スモールM&Aにおいて、譲渡契約が成立することは珍しいことではありません。 むしろ経営手腕のある代表者が購入し、経営立て直しに成功するケースも怏々としてあるのです。 購入の動機は何も、儲かっているからだけとは限らないのです。 つまり、人員確保や、販路拡大、多角化戦略などのシナジー効果を検討材料としている買い手候補も多くいるということです。 また、借入時の個人保証も肩代わりしてもらえるケースもあります。 重要なのは経営状態が悪いから絶対
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スモールM&Aとは?

スモールM&Aについての定義や市場、人気の理由、どこに相談すればいいのか? M&Aという言葉とともに最近ではスモールM&Aという言葉もよく耳にすることが多くなったことでしょう。近年、中小企業経営者の高齢化が進み頻繁にM&Aが行われていますが、当然のこのながら小規模事業、個人事業のM&Aも同様に成約件数が増えています。 ここではスモールM&Aの定義や市場、人気の理由、どこに相談すればいいかを解説致します。 ✅スモールM&Aの定義 スモールM&Aの定義とはいったいどういったものなのでしょうか?実はスモールM&Aの定義とは明確な定義は定まっておりません。 ですが、一般的には以下のようなケースがスモールM&Aと呼ばれています。 1,小規模事業、個人事業を対象としたM&A 2,譲渡金額、1億円以下 3,売上高が数千万円~5億円以下 4,従業員数が10名程度 と、なっています。 M&Aと聞くとどうしても中小企業の中でも大企業に近い売上高が数十億、従業員が100名以上ではないと買い手先が見つからないというイメージを持たれている経営者が多いです。 「自社はそんな規模でもないから自分の代で清算してしまおう。」 と、考えてしまうのです。 しかし、買い手側からすると意思決定も早く会社譲渡まで半年もかからず、成約に結び付くケースも珍しくありません。 スモールM&Aで会社や事業を購入したいと売り手先を探している企業は多いのです。 ✅スモールM&Aの現状と人気の理由 現状、スモールM&A
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事業承継対策は誰に相談しますか?

友人から事業承継についての相談を受けました。友人の知り合いの会社の事業承継とのことです。現在、金融機関からの提案を受け、そのまま進めようかどうかと考えていたところだったそうです。金融機関主導で話が進みすぎていたので、急に不安になったそうです。その折に、別件で友人に会い、相談したそうです。参考までに手付金(高額?)はお支払いしたそうです。金融機関からの提案のスキームはホールディングス化でした。一方で、事業承継以外の財産、ご家族のことは何も触れられていません。仮に事業承継ができたとしても、その他の課題が土俵にあがっていないので、家族間トラブルに至る可能性もあると予想できました。金融機関からの提案も素晴らしいものですが、仮に自分ごととして捉えたなら、事業承継・相続にもセカンドオピニオンは必要だと感じました。今回はセカンドオピニオンとして、Bondsが対応させて頂き、家族間のお気持ちも踏まえた上で、情報提供や対策をお伝えしました。お客様はいろんなことに気づき、とても喜ばれています。会社の存続に対して、お客様に寄り添いながら、サポートできる機会を多くしていきたいと改めて感じました。いろいろと勉強になります。Bondsのサービスは下記の通りです。お気軽にご相談ください。①コンサルティング(資産凍結、事業承継、相続)②スモールM&A③家族信託契約④任意後見契約⑤おひとり様サポート⑥みなし贈与対策⑦生前贈与対策⑧全損保険の雑収入対策⑨保険(生保、損保)適正化サポート
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【実録連動】スピードという名の救済、遅滞という名の罪

物語の中で、誠は今、最大級の嵐の只中にいます。支援は打ち切られ、猶予は消え、残された選択肢は急速に細っていく。本来なら、もっと早く辿り着くべき場所でした。「あるべき姿」は、ずっと前から見えていたはずです。それでも誠は、信義という名の重荷を背負い、一歩進むたびに体力と時間を削られています。経営において、正しさと速さは、時に残酷なほど両立しません。この事実を、誠は自らの失敗から学びました。救えなかった理由は、能力ではない誠は、会社を救えませんでした。ですがそれは、知恵や努力が足りなかったからではありません。「なぜ、この事業を続けたいのか」「そのために、何を今すぐ捨てるのか」この問いに対し、決断の期限を設けて定義することができなかった。ただそれだけなのです。問いを先送りにするたびに選択肢は減り、負債は膨らみ、本来“正しいはずだった判断”が、取り返しのつかない結果へと変質していきました。経営における最大の誠実さは「速さ」である私は今、強く確信しています。経営における最大の誠実さは、根性でも忍耐でもありません。「スピード」です。時間をかけることが誠実なのではありません。時間をかけさせてしまう「構造」こそが、最も多くのものを破壊します。返答を待っている間に、守るつもりだった信義は負債に変わり、可能性は一つずつ消えていきます。そして最終的に、決断は自発的な「選択」ではなく、単なる「後始末(処理)」へと成り下がってしまうのです。これは誰かの悪意によるものではありません。ですが、結果として取り返しがつかないことに変わりはないのです。私が「翻訳者」として立つ理由金融には金融の論理があり、市場には市
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【Y-Biz】「人手不足倒産」の波に飲み込まれないために。今、社会が用意している“救済の武器”とは?

はじめに2025年、日本の労働市場は大きな転換点を迎えています。最近のニュースでは、従業員の退職に起因する「人手不足倒産」が124件(※1)と過去最多を記録したことが報じられました。「良い製品があり、お客様もついている。なのに、現場を支える人がいなくて事業を畳まざるを得ない」――そんな切実な悲鳴が、全国各地の経営現場から聞こえてきます。しかし、ここで皆さんに強くお伝えしたいのは、「諦めるのはまだ早いです」ということです。今、社会にはこの危機を乗り越えるための具体的な「救済の武器」が整いつつあります。今回は、私たちワイ・キャリアサポーターズが注目する、倒産回避のための3つの処方箋をご紹介します。*武器その1:最新テクノロジーによる「省力化」の強力支援「人がいないなら、今の人数で回せる仕組みを作る」。これが現代の最優先事項です。現在、国は中小企業のデジタル化を強力に後押ししています。特に注目すべきは、2024年から本格始動した「中小企業省力化投資補助金」です。これは、清掃ロボットや自動精算機、配膳ロボットといった、現場の負担を即座に減らす設備導入を支援するものです。従来の複雑な申請とは異なり、製品カタログから選ぶ感覚で導入できる仕組みも整っています。テクノロジーの導入は、決して「人を減らすため」ではありません。事務作業や単純作業を機械に任せることで、「今いる大切な社員が、より楽に、よりやりがいのある仕事に集中できる環境」を作るための前向きな投資なのです。*武器その2:「一社で抱え込まない」事業承継とM&Aもし、「どうしても自社だけでは人手を確保できず、先行きが見えない」と感
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事業承継と事業継続

オーナー様の頭の中のほとんどは、「どうしたら売上をアップできるか」や「どうしたら利益向上できるか」なのではないでしょうか。今も昔もオーナー様は、会社の全責任を負っていますので自身のご家族だけではなく、会社に勤務する従業員の家族の生活まで背負っています。ですので、日々の会社経営において、事業承継や相続について考えることがほぼないのは無理ありません。私自身、日々お会いするオーナー様も、皆自身の「(社長業の/生命の)終わり」については考えたくないという方々がたくさんいらっしゃいます。ですが、事業承継や相続について考えることを後回しにすることが、会社経営を継続していく上で本当に良いことでしょうか。日々の売上や利益のことを後回しにしていいというわけではありませんが、事業の継続を第一に考えるのであれば、事業承継や相続について考えることも決して無駄なことではないと思っています。私がお会いしたオーナー様の中には、何も相続対策をしない状態でオーナーのが逝去したことによって多額の相続税負担が発生してしまった会社もありました。その会社は法人の金融資産を使ってオーナー家の相続税を肩代わりしていましたが、本当にそれで良いでしょうか。しっかりと生前のうちに対策をとっておけば、相続税の支払いに充てた法人の金融資産は事業への新規投資に使えたのではないでしょうか。自身で保有している株式の評価や対策などを生前のうちにしっかりと対応していれば会社の経営に影響を与えるようなことはなかったのではないかと思えるような法人も中にはあります。オーナー様が自身の事業承継や相続のことを考えるのは、決して後ろ向きなことではなく、結
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会社の価値(価格)ってどれくらいなの?

資産凍結、相続、事業承継の専門家のBonds(ボンズ)です。会社の価値(価格)ってどうやって計算するの?昨今、会社の存続を考えた場合、外部に承継するケースが多くなっています。その時にいくらで売れるんだろう?今回はM&Aの際、多く使用されている計算方式をお伝えします。それを知ることで会社の価値をあげる方法がわかります。計算式は動画で。まずは自分の会社の価値を知ることから始めましょう。<お役立ち動画>『会社の価値(価格)ってどれくらいなの?』━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━Bondsのサービスは下記の通りです。お気軽にご相談ください。①コンサルティング   ・資産凍結   ・事業承継   ・相続②スモールM&A③家族信託契約④任意後見契約⑤おひとり様みらいサポート⑥みなし贈与対策⑦生前贈与対策⑧全損保険の雑収入対策⑨保険(生保、損保)適正化サポート
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第17回:解体という名の救済】

政府系金融機関から「支援不可能」という最終判断を突きつけられた日。誠は、もはや延命の可能性を計算することをやめていた。資金調達によって会社を救う局面は、すでに終わったのだ。残された選択肢は一つしかない。組織を、意図的に壊すこと。それは一時的な衝動ではなく、撤退戦としての極めて冷徹な経営判断であった。1. 「会社」を捨て、「機能」を残す誠が最初に切り捨てたのは、「創生メタル」という法人そのものだった。父から引き継いだ看板であり、誠自身の人生そのものでもあったが、その実体は100億円規模の過剰債務を抱え、自己修復能力を完全に失っていた。必要なのは「再生」ではない。ましてや「再建」でもない。保存可能なのは、会社という箱ではなく、その中にある「事業機能」だけであった。誠はこの時、会社を一つの生命体としてではなく、解体・移植可能な機能の集合体として再定義したのである。2. 解体図面 ―― 五つの工程誠が描いたのは、以下の五段階からなる非情な解体計画だった。・第一工程:事業の一部譲渡荷重債務の源泉でありながら、唯一キャッシュを生むプラント部門を事業譲渡として切り出し、商社へ移管する。「債務」は本体に残し、「機能」だけを他者に渡す外科手術である。・第二工程:新成体の分離その他の小規模ながら健全な部門を整理し、子会社へ集約。誠自身はこの子会社を拠点とし、事業継続の最小単位を確保する。・第三工程:本体の空洞化主要事業を失った創生メタル本体には、巨額の債務のみが残る。法人は事実上の抜け殻(シェル)となる。・第四工程:特別清算抜け殻となった本体を特別清算により市場から退場させる。これは経営破綻からの
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第11回:空白の季節 ―― 見えなくなる会社】

「誠さん。これで、外堀は埋まりました」弁護士のその言葉を聞いた瞬間、津田誠は、ようやく地獄が終わると本気で信じていた。メガバンクと政府系金融機関。100億円の負債を分け合う二つの巨体に対し、それぞれが求める正反対の事業計画書を提出し終えた直後のことである。だが、そこで始まったのは再生ではない。それは、出口のない迷宮に両足を縛られ、ゆっくりと引き裂かれるのを待つ「股裂き」の時間だった。1. 二つの「正義」と、誰も守られない現場メガバンクの論理は、迷いがなかった。「この会社は、もはや通常の延長線では返せない。金融庁のマニュアルに従い、抜本的な債務整理(外科手術)が必要だ。当然、全債権者が足並みを揃えるべきである」一方、政府系金融機関は、静かに首を横に振る。「創生メタルは、まだ死んでいない。自律再建は可能だ。この案件を“処理案件”として扱う理由はない」どちらも「支援する」と言っていた。だが、その支援の定義が真逆だった。一方は「一度、殺してから再生させる」と言い、もう一方は「死んでいないと言い張り、現状を維持する」と言い張る。この壮大な神学論争の狭間で、現場だけが無言で削られていった。ニューマネーは止まり、止まった時間の分だけ、組織の細胞は壊死していく。誠にできるのは、両行の担当者の間を走り回り、噛み合わない議論を「翻訳」して伝えることだけだった。2. 「善意の支援表明」という名の毒状況が最も悪化したのは、銀行が“支援を表明した瞬間”だった。市場に広がる信用不安を抑え込むため、メガバンクは主要仕入先を集めて宣言した。「当行は創生メタルを支援します。抜本的な金融支援も検討しています。だか
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事業譲渡の契約書

例えば、サイト、例えば、店舗と事業一式を譲渡するタイプの契約があります。この場合、売却する対象となるもの(店舗でしたら、お店にあるテーブル、カトラリー、広告、ホームページやsnsアカウントなど)をお決めいただいてこれらに値段をつけます。鑑定士に依頼して決める場合もありますし、そうではなくご自身で決定し、それを買主と取り決めるという場合もあります。こうやって決定した売却財産の目録を作成します。その後契約書の作成に入りますが、ここでは、いつから権利(所有権)が移るのか、何が移るのか、不動産であれば、固定資産税はどちらが払うのか、収益の配分はどうするかなどを取り決めます。そして、飲食店ならその資格(衛生管理者など)の名義変更なども行います。後は各種権利(電話回線など)も名義変更となります。これらを契約書に落とし込んでいきます。手続きがややこしいように思えますが、複雑だと思われた方は是非一度当事務所にお問合せください。南本町行政書士事務所 行政書士 西本
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最新!事業承継関連【補助金情報】

R4.6.25時点での最新の情報です。ココナラの仕様上URLが貼れないのでお手数ですが、検索をお願いいたします。【東京都】助成金:「令和4年度 第1回事業承継支援助成金申請期間 令和4年6月8日(水)から7月15日(金)17:00まで助成対象期間 交付決定日(令和4年10月1日予定)から最長8ケ月間 助成対象経費 事業承継、経営改善に係る外部専門家等への委託費 ※詳細は募集要項をご参照下さい。 助成限度額 200万円(申請下限額20万円) 助成率 2/3以内【山梨県笛吹市】補助金:「市の農業関係補助及び助成事業内容 市内に就農しようとする農業後継者に対して、新規就農の営農を支援対象年間150日以上農業に従事し、翌年の確定申告時に事業専従者になる見込みの者 市内に住所を有し、かつ、市内において継続して就農することを希望する35歳未満の者 支援金交付終了後、3年間は市内において就農する見込みのある者 以上全ての要件を満たした者で、次のいずれかに該当する者 新規学卒者(就学していた者が卒業後、親などの経営に参入し就農しようとする者) Uターン者(市外に居住し、他産業に従事していた者で、市内に帰郷のうえ、親などの経営に参入し就農する者) 市内居住者で、他産業に従事していた者が、親などの経営に参入し就農する者 補助金額 1世帯あたり毎月3万円(助成金の交付は年4回) 支援期間 認定の決定から5年間または35歳になる月の前月までのどちらか短い期間【全国】補助金:令和4年度「経営継承・発展等支援事業」対象者 地域農業の担い手(中心経営体等※)の先代事業者(個人事業主又は法人の代表者)か
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事業承継引継ぎ補助金、公募要領が発表されました

事業承継・引継ぎ補助金 事務局(以下、事務局)は、事業承継やM&Aを契機として経営革新等を行う中小企業者およびM&Aによる経営資源の引継ぎを行う中小企業者に対して、その取り組みにかかる経費の一部を補助する、令和3年度補正予算「事業承継・引継ぎ補助金」(以下、本補助金)に関して、以下のとおりお知らせします。① 本補助金の公募要領等を、2022年3月31日(木)に開示しました。本補助金の交付申請期間の詳細についてはWEBサイトにて後日、公表予定です。 ② 本補助金に関する各種情報および公募要領の取得が可能なWEBサイトを2022年3月31日(木)に開設しました。 ③ 本補助金の対象経費は、経営革新等にかかる費用(設備投資費用、人件費、店舗・事務所の改築工事費用等)および、引継ぎ時の専門家等活用に係る費用(M&A支援業者に支払う手数料、デューデリジェンスにかかる専門家費用等)や、経営革新・経営資源の引継ぎ・再チャレンジに伴う廃業費用です。
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神奈川県 経営資源・事業再編事業補助金ご存じですか?

神奈川県さんから今年初の取り組みとして、人件費が対象となる事業承継の補助金が出ています。現在積極的に奨励に取り組んでいるようなので、本年が締め切りにはなりますがもし、タイミングが合ってお使いになられることがある方がいらっしゃいましたら、ご紹介してあげて欲しいです🙌🏻URLなどは添付できないため、ご自身で検索をお願いいたします。
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事業承継ってなにから始めればいいの?

年齢からもそろそろ次の世代へ経営を引き継ぐタイミングが来たものの何から手を付けていいかわからない・・・代表権は引き継げたけど、株式の引継ぎがまだ終わっていない・・・自社株式の評価額が高額で、どうやって次世代へ引き継げばよいかわからない・・・そんなオーナー様に年間数百件の相談実績のあるコンサルタントが、わかりやすく事業承継への手順をご案内いたします。
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【実録連動】 問いが死んだ ―― 正気のまま、経営者であることをやめた日

政府系金融機関から「支援不可能」という言葉を告げられた、あの日の午後。誠は崩れ落ちもしなければ、声を荒げることもありませんでした。ただ、深く静かに頭を下げた。それだけです。不思議なことに、胸は痛みませんでした。代わりに、長い間心臓にのしかかっていた重石が、音もなく外れていく感覚がありました。「ああ、これで終わったんだ」それは絶望ではありません。思考を放棄した人間がたどり着く、危険な安堵でした。数字が壊れたのではない。「対話」を拒絶したのだ。これまでの連載で、誠は数字が「模様」に見え始めていました。ですが、今ならより正確に、より残酷に定義できます。数字が壊れたのではありません。誠が、数字と対話することをやめただけなのです。・在庫を担保に金を借りる。・融資枠を維持するために仕入れる。・売るためではなく、「借りるため」の仕入れ。その歪んだ循環に手を染めた瞬間から、数字は意志の反映ではなく、ただ「延命」を乞うための道具に成り下がりました。「粗利はいくらか」「事業の核はどこにあるのか」という本質的な問いは、いつの間にか脳内から消えていました。残っていたのは、ただ一つ。「今日、資金は回るか。明日、会社は潰れないか」。それだけです。それは経営判断ではなく、ただの生存本能への退行でした。「潰したくない」という、最も卑怯な動機当時の誠は、自分を「必死な経営者」だと思い込んでいました。社員を守り、会社を守り、家族を守っているのだと。しかし、今ならはっきり言えます。誠は事業を守っていたのではありません。社員を守っていたのでもありません。「失敗した自分」を守っていただけなのです。「潰したくない」という
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第16回:宣告 ―― 問いが死ぬ音、終わりが始まる音】

会議室の壁に掛かった時計が、やけに大きな音を立てていた。カチ、カチ、という規則正しい刻みは、まるで誠に残された命のカウントダウンのようだった。誠の前には、数ヶ月に及ぶ政府系金融機関によるデューデリジェンスの成果である、分厚い資料の束が積み上がっている。この最終局面で一歩でも踏み外せば、すべてが瓦解する。――そのはずだった。だが、誠の心は驚くほど静かだった。焦りも、恐怖もない。ただ、深い霧の中にいるような、奇妙な静寂だけがあった。触れても何も感じない「数字」創生メタルの資金繰りは、いつの間にか誠自身にも説明がつかない迷宮と化していた。在庫を担保に資金を引き出し、その枠を維持するために仕入れを増やす。膨らみ続ける金利を払うために、さらに新たな在庫を積み増す。売るために仕入れているのか、借りるために仕入れているのか。その主客転倒したサイクルの中で、経営の本質はとうに失われていた。帳簿の上では、依然として利益が出ている。しかし、通帳の残高が増えることは二度となかった。かつては一桁の誤差に苛立ち、粗利率のコンマ数パーセントに一喜一憂していたはずの誠にとって、今や数字はただの「模様」に過ぎなかった。そこには重さも、手触りも、血の通った温度も存在しなかった。正論が突き刺さらない理由「誠さん」担当者の声は、終始凪いでいた。責めるわけでも、同情するわけでもない。事務的な冷徹さが、逆に誠の感覚を鋭くさせる。「これだけの在庫があるなら、まずはそれを処分すべきです。そうすれば、資金は回るはずですよね?」机の上に、一枚の書類が音もなく置かれる。誠は何も答えなかった。答えられなかったのではない。答える必要
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第13回:決裂の代償 ―― 逆プレミアムの罠と「空っぽの再生」】

「6億円で、すべてが終わる」――そのはずだった。「6億円。これで、すべてが片付くはずだった」津田誠は、会議室の長机に広げられた計画書を、何度も見つめていた。メガバンクが創生メタルの債権売却を決断し、ノンバンクが用意した買付資金は6億円。対象となる債権額は約50億円。落札できれば、44億円の債務免除益。数字だけを見れば、それは「奇跡」に近い再生シナリオだった。だが――この時点で、すでに勝負は終わっていたのである。1. 逆プレミアムという名の“最後通告”落札結果を告げる電話は、深夜に鳴った。「……社長。取れませんでした。債権は外資系ファンドに落ちました」理由は明快だった。政府系金融機関が「支援継続」の姿勢を崩していなかったこと。それが市場では「まだ回収余地がある」というシグナルに変換された。再生の意思が、皮肉にも債権価格を押し上げる。これが「逆プレミアム」の正体だった。だが、誠はこの瞬間になっても、まだ理解していなかった。価格が吊り上がったのではない。創生メタルに、“再生の中身”がなかったから買われなかったのだ。2. 外資ファンドの目に映った「正体」外資系ファンドにとって、創生メタルは再生案件ではない。解体案件ですらない。ただの――時間だけを消費し続ける、スクラップ未満の「箱」だった。・理念がない・戦略がない・事業としての必然性が語れない・「誰が、なぜ、この会社を残すのか」が存在しないそこにあるのは、「潰したくない」「何とかなるはずだ」「ここまで来たのだから」という、事業とは無関係な誠自身の「自己保身」のための言葉だけだった。3. 誠が最後まで向き合わなかった問いこの局面で、誠が本
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【実録連動】正気と狂気の境界線 ―― 金融改革の狭間で、人はどこまで合理的でいられるか

連載第12回で描いたのは、津田誠が銀行という「正規ルート」から外れ始めた瞬間です。ノンバンク、商社金融――。これらは一見、追い詰められた末の「暴走」に見えるでしょう。だが、35年以上の再生現場を見てきた今の私から見れば、断言できます。「この時の誠は、まだ狂っていなかった。むしろ、制度が機能不全に陥った局面においては、異様なほど理性的だった」なぜ、この「正気の選択」が後の悲劇へと繋がるのか。その構造を解剖します。1. 金融改革という「バグ」が現場を壊していた誠が立っていた時代背景を抜きにして、この局面は語れません。金融庁主導の不良債権処理、BIS規制、自己資本比率の厳格化。これらはマクロ経済で見れば「正しい改革」でしたが、その移行期において、現場は凄惨な二重基準の嵐にさらされていました。メガバンクは「マニュアル通りの処理(死)」を急ぎ、政府系は「政策的な支援(生)」を名乗る。現場の企業は、この整合性を失った巨大なシステムの軋みの間で、宙吊りにされました。誠が直面していたのは「冷酷な銀行」ではありません。制度が切り替わる途中で、誰も責任を取れなくなった「機能停止した金融そのもの」だったのです。2. ノンバンクは「狂気」ではなく、合理的な脱出口だった銀行が結論を出さない。それは経営者にとって「いつでも予告なく殺される」という恐怖と同義です。この前提に立ったとき、誠の選択は驚くほど明快でした。・法的整理の可能性を織り込み、その瞬間に会社が止まらない資金を確保する。・銀行の決裁ラインの外側に、独自のキャッシュフロー・バイパスを作る。ノンバンクは「最後のDIP資金(再生融資)」であり、商社
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【実録連動】嵐の前の凪 ――「まだ殺されていなかった」だけの時間

連載第11回で描いたのは、銀行同士の「神学論争」の板挟みとなり、会社が業界から見えなくなっていく過程です。当時の津田誠にとって、それは終わりの見えない拷問でした。何も決まらない。誰も責任を取らない。ただ砂時計の砂が落ちるように、時間だけが過ぎていく。だが、35年以上、倒産寸前の現場を見続けてきた今の私の評価は、当時の感覚と正反対です。「あの頃は、まだ殺されていなかった。それだけで、十分すぎるほどの猶予があった」なぜ、誠はこの「凪」の時間を活かせなかったのか。経営の死線において「時間の価値」を読み違えることが、何を招くのかを解剖します。1. 「決まらない」は、銀行がまだ迷っている証拠だ銀行の意見が割れる。メガバンクは「外科手術(債務免除)」を言い、政府系は「自律再建」を主張する。経営者は、ここで「板挟みで動けない」と錯覚します。だが、冷静に見れば話は逆です。銀行がまだ、会社を「どう殺すか」を決めきれていなかった。本当に終わる会社は、議論すらされません。机上で淡々と処理され、ある日突然、法的整理の書類が送られてくるだけです。議論が続いているうちは、まだ「交渉対象」であり、時間は買えていたのです。誠はこの「不和」を最大限に利用し、両者の隙間で独自の生存圏を確保すべきでした。2. 「透明化」は、実は最後の執行猶予だ業界から姿が消え、噂だけが先行し、取引先が距離を取る。経営者にとって、これほど屈辱的な状態はありません。だが、戦場では「注目されていない」ことは「狙撃されていない」ことを意味します。競合は油断し、銀行は書類の整合性に忙殺されている。この「透明な時間」に、どれだけ泥臭く、誰にも
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【実録連動】「二重帳簿」が会社を殺す ――専門家に委ねてはいけない経営の急所

水曜日の連載「ロスト・フロンティア」第3回では、21歳の誠が直面した「B用(バンク用)」という二重帳簿の闇を描きました。銀行を欺く粉飾、そしてそれを「中小企業経営のリアルだ」と誤認してしまった若き日の誠。しかし、35年の経験を経た今の私なら、あの「数字の嘘」をどう断ち切るか。今回は、決算書の真実性を守る重要性と、士業との向き合い方、そして「仕方がない」という絶望を「ビジョン」へ変える具体的なステップをお伝えします。財務ガバナンスの根幹:負の連鎖を断ち切る「ビジョン・ドリブン・リストラ」戦略1:決算書の「真実性」復元と時間軸の管理課題: 債務超過解消までの長期化による、経営モチベーションの減退。解決策: 「仕方がない」を「戦略的フェーズ」に置き換えます。・クレンジング期(1-3年): 徹底したコスト削減と膿の排出。・トランスフォーム期(3-7年): 収益構造の転換。・グロース期(7年-): 完全な透明性の確保と新規投資。時間を味方につけるには、このロードマップが具体的かつ明確である必要があります。戦略2:士業の「受動的性質」を逆手に取った活用手法: 士業に対し、「現状維持」ではなく「改善のためのシミュレーション」を執拗に要求します。彼らの「受け身」の姿勢を、経営者の強い意志で「能動的なソリューション提供」へと引き摺り出すリーダーシップが不可欠です。戦略3:透明性による「誠実な組織」へのブランド転換粉飾の解消プロセスを、対外的(メインバンク等)には「自浄能力の証明」として活用します。嘘を隠し続けるリスクよりも、開示し改善するプロセスを見せる方が、長期的には強力な信用(ブランド)を構
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【実録連動】なぜ社長には「本当のこと」が届かないのか? ――「不作為の嘘」とハラスメントへの冷徹な処方箋

水曜日の連載「ロスト・フロンティア」第1回では、父の急逝により21歳で100億の会社を継いだ津田誠さんが、周囲の大人たちの「豹変」と「高圧的な洗礼」に直面する姿を描きました。当時の誠さんは、彼らの威圧的な態度に萎縮し、何が正解かも分からず立ち尽くすしかありませんでした。「経営者なのだから、自分がなんとかしなければならない」という責任感に押しつぶされそうになっていたのです。しかし、35年の修羅場をくぐり抜けてきた今の視点で見れば、当時の彼に必要だったのは「リーダーシップ」などという耳障りの良い言葉ではありませんでした。今回は、組織を蝕む「社員の嘘」を見抜きつつ、猛毒である「ハラスメント」から身を守るための冷徹な処方箋をお伝えします。組織を浄化する「情報の非対称性解消」と「ハラスメント回避」の戦略「ロスト・フロンティア」第1回で描かれた津田誠さんの悲劇は、ハラスメントという名の暴力によって情報の主導権を奪われたことに端を発します。経営者が取るべき戦略的撤退と再構築のステップを提示します。戦略1:ハラスメント主体からの「物理的・心理的隔離」課題: 経営者が直接ハラスメントの対象となり、正常な判断力を奪われる。解決策: リーダーシップの幻想を捨て、まずは「身の安全」を確保すること。直接の対峙を避け、管理部門や外部顧問を介した「プロトコル(手順)ベース」のコミュニケーションに切り替えます。戦略2:一次情報の「非対面獲得」による嘘の検知課題: 威圧的な中間管理職による、不作為の虚偽報告(情報の加工)。解決策: 現場の周辺人物や出入り業者、デジタルログなど、ハラスメント主体を介さないルートか
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M&Aにとらわれない事業承継

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中小企業を取り巻く環境の変化

①中小企業の大量廃業が始まる 中小企業白書によると、今後10年間で70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は245万人、そのうち約半数の127万人(企業全体の1/3)が後継者未定であり、このまま放置すれば大量の廃業が発生し、22兆円の経済的損失と650万人の雇用が失われると試算されています。 多くの中小企業は地域の経済や雇用のけん引役として、あるいはサプライチェーンの一角を担っているサプライヤーとして重要な役割を果たしています。 後継者対策と事業承継はこれ以上先送りが許されない喫緊の課題です。 高度成長期、需要が拡大していた時期の製造業は、品質(Q)、コスト(C)、納期(D)、の最適化が重要でした。これは今でも変わりはありませんが、今後は更に、CO2排出量の削減(環境価値)や人材供給がネックとなり省力化による生産性向上を意識し、エネルギー高騰、円安による輸入コストの増加にも対応してゆかなければなりません。このような時代で後継者は従来の延長ではなく、新たな挑戦をし続けるイノベーションが求められます。 ②ディジタルトランフォーメーションの本格化 ディジタル化の進展 ディジタル化とはひと言でいえば、あらゆるデータをコンピュータで処理できる情報にすることです。 音声やカメラの画像、テキスト等の言語データを一旦ディジタル化すれば情報をコンピュータで複製、加工、記憶等ができそれを人間が認識理解できるようにすることで活用範囲が一気に広がります。 半導体などエレクトロニクスデバイスとインターネットに代表される通信、ソフトウエアの飛躍的な技術進化で一人一人が超高性能の小型コンピュータであるス
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M&Aの仲介料に補助金(上限600万円)が使えます!

日本でもM&Aが盛んになってきた近年、事業承継の現場でも友好的M&Aが使われるようになってきました。経営者である団塊の世代の方も高齢化し、事業を任せ得れる後継者がいないと、後継者問題も深刻になってきました。そんな問題に国のほうでも後押しを始めたのは平成29年「事業承継引継ぎ補助金」という制度が始まりました。制度が始まってから事務局の窓口の方も新しい補助金の運用をはじめて、当初は質問ごとに保留をしたりが頻発し、即答できずに2、3日後に返答となることもあり、大変でした。また、現在でも珍しくありません。公募要領の言葉の概念が会社法とも実務とも違っていたりするため、支援専門家でも一筋縄ではいかない状況でした。そんな状態ですので一般の方はさらに時間がかかり、申請にはコツもいるJグランツで慣れないために締め切りに間に合わないなどの事態も発生していました。弊所ではこういったことを繰り返しながら経験を積み重ね、数ある補助金コンサルタントの中でもこの補助金に特化し、成果を上げています。事業承継引継ぎ補助金、令和3年度補正予算専門家活用事業では売り手、買い手ともにそれぞれ上限額600万円が補助率2/3が補助されます。仲介会社の仲介手数料は会社の価値として決定した「譲渡額」に対してレーマン表による計算で算出されますが、各大手仲介会社では最低報酬額だけでも1000~2500万円と決まっており、大変高額になってしまいます。補助金の活用によりスムーズな事業承継と、その後の経営革新のために経済的負担の削減で将来的には事業計画にも余裕をもたせることができます。また、この制度は特に高齢者に限定し
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事業承継引継ぎ補助金「経営革新」申請開始

令和3年度 補正予算 事業承継引継ぎ補助金経営革新事業の申請が5月31日に始まりました。申請期限が6月20日と、かなり身近めの設定となっています。ご申請をお考えの方はなるべく早めにご相談いただけると助かります。
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開始します〜!宮崎駅前にて

ご覧頂きましてありがとうございます。・不動産屋(賃貸・売買・管理)・事業承継(決算書・会社の価格算定・定款の見直し)・クラウドファンディングサポート(元CAMPFIREスタッフ)同時にたくさんのことを行っておりますが、ココナラで宮崎以外の方とも接点が取れるように活動していきます。毎日更新していきます。
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【 第18回:焦土のディール】

三十代半ばを過ぎた誠の顔つきには、もはや取り繕えない硬さが刻まれていた。きれいごとで状況が反転する局面は、とうに過ぎている。政府系金融機関から「支援打ち切り」という名の引導を渡された瞬間、誠の中で退路は完全に断たれた。残された道は一つ。全事業売却を前提とした、大手商社との最終交渉である。「これ以上、猶予はありません」商社の会議室。都心を見下ろす大きな窓、その開放感とは裏腹に、室内の空気は墓所のように重く沈んでいた。誠は、相手の反応を探るような小細工は捨てた。最初から、剥き出しの結論だけを突きつける。「このプラントが持つ東南アジアの商圏、その価値は御社が一番ご存じのはずだ。組織もシステムも、泥を啜りながらここまで作り上げた。今なら、御社は指一本動かさず、最小限の投資でこれらすべてを掌中に収めることができる」誠が差し出せる、唯一にして最後のカード。だが、彼はそこで言葉を止めない。少しの沈黙を置き、氷のように冷徹な声で続けた。「ただし。この交渉が決裂すれば、私は即座に法的整理に入る。その瞬間、プラントはただの鉄屑になり、価値は消滅する。御社がこれまで投じてきた億単位の資金も、一円残らず紙屑になるということです。……これは脅しではない。明日、現実に起きる『事実』を申し上げている」商社側の担当者が、苦虫を噛み潰したような顔で誠を睨む。これは交渉ですらない。詰みの盤面を前にした、時間切れの整理だ。誠がこの土壇場で守ろうとしていたのは、三つだけだった。ともに泥を被ってきた従業員の雇用。経営者として踏み越えてはならない一線。そして、泥中に残すべき、わずかながらの信義。誠は、最後の一撃を放った。
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【実録連動】嘘が「合理」に変わる瞬間 ―― 問いが死ぬ音

今回描いた「架空在庫」や「試算表の改ざん」を、いま、善悪で裁こうとは思いません。なぜなら、あれは狂気による暴走ではなかったからです。むしろ、驚くほど冷静で、論理的で、必死な判断の結果でした。経営者が一線を越える瞬間は、怒りや欲望からではなく、思考を尽くした果ての「合理性」として訪れるものなのです。嘘は「楽」だから選ばれるのではない誠がペンを走らせた理由は単純でした。・個人保証がある・会社が死ねば、自分も終わる・どうせ身ぐるみは剥がされるならば、「負債がいくら増えようが、結果は同じだ」この思考は、決して破綻していません。むしろ残酷なほど合理的です。誠は逃げたのではありません。計算したのです。問いが消えた経営者に残るものですが、その計算の中に決定的に欠けていたものがあります。それは、「それでも、この事業を続ける理由」という本質的な問いです。この問いが消えた瞬間、数字は「未来の表現」ではなく、「相手を黙らせるための武器」に変わります。問いなき経営者にとって、価値観は次のように変質してしまいます。・正しさは、邪魔なもの。・誠実さは、余計なコスト。・嘘は、目的を達するための技術。この変化は音もなく起きます。だからこそ、本人ですら気づくことができないのです。劣後ローンは、もうどうでもよかった当時の誠にとって、劣後ローンが通るかどうかは、もはや本質ではありませんでした。重要だったのはただ一つ。「この中途半端な状態から抜け出せるか」ということだけです。実行されても地獄、されなくても地獄。ならば、どちらに転んでも「次の手が打てる状態」になることに賭けるしかありませんでした。これは希望ではありませ
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【 第15回:泥濘の王――正気のまま、堕ちていく】

「……もう、どうにでもしてくれ」深夜、静寂が支配する社長室で、津田誠は独りごちた。デスクに広げられた試算表は、もはや経営判断の材料などではなかった。そこに並ぶ冷徹な数字の羅列は、どの道を選ぼうとも、結末はもはや書き換え不可能であることを静かに宣告していた。父から会社を引き継いで、十年以上の月日が流れた。誠は決して怠慢だったわけではない。むしろ組織を整え、優秀な人材を外部から招聘し、管理体制を強化した。外見上は、立派な「再生を遂げつつある企業」の体裁を作り上げた。だが、誠は痛いほど理解していた。自分が心血を注いで築いてきたのは「事業」ではない。破綻という巨大な滝壺へ落下するのを、わずか数秒だけ先延ばしにするための、精巧な“構造物”に過ぎなかったのだ。デフレという名の静かな処刑市場は、誠の誠実さを一切評価しなかった。顧客が求めるのは、品質でも信頼でも歴史でもない。「安いか、もっと安いか」という二択だけだった。売れば売るほど粗利は削られ、キャッシュは蒸発するように消えていった。正しい商売、正しい経営を志せば志すほど、資金繰りの縄は首をきつく絞めてくる。ある夜、誠の中で価値観が音を立てて反転した。「事業を良くする」という理想を捨て、「今日を越えるキャッシュを作る」という生存本能へ。それは堕落ではなかった。極限状態に追い込まれた人間が導き出した、極めて「合理的」な生存戦略だった。個人保証という呪縛誠の思考の深淵には、常に一つの言葉が呪いのように張り付いていた。――個人保証。会社が潰れれば、すべてを失う。家も、私財も、これまで築き上げた社会的信用のすべてが灰になる。そして、彼は気づいてしま
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【実録連動】組織図という名の「精神安定剤」 ―― 外科手術なき補強は、ただの時間稼ぎである

第14回で描いた「組織の再構築」。ベテランの招聘、管理会計の精緻化、現場数字の可視化。誠を振り返ると、正直に言ってこう思う。――あれは、経営ではなく“安心したかっただけ”だ。「やるべきことをやっている」「プロが揃っている」「数字も見えてきている」。そう思い込むことで、直視すべき「本当の問い」から目を逸らすことができた。1. 「正しい組織」は、決断の恐怖を和らげる麻酔だった当時の誠は、無能だったわけではない。むしろ必死だった。だが一方で、独りで決めることが、どうしようもなく怖かったのだ。この会社を残すのか、潰すのか。誰を切り、何を捨てるのか。これらは組織論では答えが出ない。そこで誠は、無意識のうちにこう考えた。「優秀な人間を揃えれば、正解は“向こうからやってくる”はずだ」と。これは経営ではない。決断を分散させるための構造づくりだ。組織は、本来「覚悟を実装する装置」であるべきだ。だがこの時の誠にとって組織は、覚悟を持たずに済むための防波堤、あるいは決断を先送りするための麻酔に過ぎなかった。2. 「商圏を持つ男」は、組織を一瞬で黙らせる業界の重鎮・松井の招聘。PLは改善した。社内の空気も変わった。だが、これは再生ではない。「借景」だ。他人の信用、他人の関係性、他人の営業力。それらが結果を出すほど、組織は自ら動かなくなる。「あの人がいるから大丈夫だ」――この言葉が出た瞬間、組織の筋肉は確実に萎縮する。本来やるべきだったのは、既存の社員が血を吐きながら市場に向き合う構造を作ることだった。誠がやったのは、組織の鍛錬ではなく、高価な延命装置(義足)の装着だったのだ。3. 「失われた十年」は、
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第14回:組織という名の砦 ―― 正しさが、会社を殺すとき】

外資系ファンドとの交渉は、霧の中を進むようだった。条件は提示される。だが、一向に決まらない。銀行は動かず、膠着という名の停滞が、創生メタルの時間を確実に奪っていく。停滞。それは再生途上の企業にとって、もっとも高くつく敵だった。津田誠は、ただ待つことをやめた。「外がどうあれ、事業が止まれば終わりだ」正論だった。あまりにも、正しすぎる判断だった。誠はターンアラウンドマネージャー(TAM)と共に、組織の再構築に踏み切る。崩れた城を、内側から立て直す。それが唯一の生存ルートだと、信じて疑わなかった。1. 劇薬 ―― 営業という即効性最初に手を入れたのは、営業だった。誠は業界の重鎮・松井を役員として迎え入れる。それは商圏そのものを背負った移籍だった。「製品は悪くない。売り方が死んでるだけだ」松井の言葉は正確だった。彼が動くと、数字が動いた。案件が入り、商社との関係が再接続され、PL(損益計算書)は目に見えて改善していく。社員の顔色も変わった。「やれる」「まだ終わっていない」社内に、そんな空気が戻り始めた。だが誠は、その“手応え”に安堵した瞬間、気づくべきだった。これは再生ではない。延命が、上手くいっているだけだということに。2. 数字という名の真実次に誠は、管理に手を入れた。現場を知る製造責任者。数字を疑わない財務責任者。工程は分解され、ロスは可視化され、管理会計は「感覚」から「事実」に置き換えられた。「社長、これが現実です」突きつけられる数字は冷酷だった。だが、誠はそれを歓迎した。曖昧さの中に漂うより、痛みの方がマシだったからだ。経営は、ようやく“普通”になった。教科書通りの、非の打ち
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【実録連動】逆プレミアムの正体 ―― 意志なき経営者に、値段すら付かない

水曜日の連載「ロスト・フロンティア」第13回では、創生メタルの債権が外資系ファンドに落札され、自社買い取りという「最後の希望」が潰える瞬間を描きました。当時の誠は、この結果を「逆プレミアム」と呼び、制度の歪みや運命のせいにすることで自分を納得させようとしました。しかし、35年の歳月を経て多くの再建現場に立ち続けてきた今の私には、その正体がはっきりと見えています。今回は、なぜあの時、会社に値段が付かなかったのか。そして「意志」を持たない経営者が、市場からいかに無慈悲に切り捨てられるのか、その冷徹な真実をお伝えします。はじめに:誠は過去の自分を救うことをやめた「必死に頑張ったのだから、誰かが報いてくれるはずだ」そんな甘えは、再生の現場では一円の価値もありません。外資系ファンドは冷酷ですが、嘘はつきません。彼らが見ているのは、過去の苦労ではなく、その会社の「未来の価値」だけです。創生メタルの自社買い取りが失敗したのは、資金不足のせいではありません。経営者としての私が、市場から「無価値」と断じられた。ただそれだけのことなのです。1. 誠が失格だった理由 ―― 問いを持たなかった経営者当時の誠は、確かに必死でした。資金繰りを回し、銀行に頭を下げ、社員を守ろうと奔走していました。しかし、彼には決定的に欠けていたものがあります。「この事業を、なぜ、何のために続けたいのか」この問いを、彼は一度も本気で考えませんでした。彼の心にあったのは、「潰したくない」「失敗を認めたくない」「先代に顔向けできない」といった、すべて「過去」に向けた執着だけでした。そこには未来の話が一つもありません。顧客の利便性
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第12回:禁断の血清 ―― 銀行卒業と、制度改革の瓦礫の中で】

「支援するのか、しないのか。どちらでもいい。白黒だけは、はっきりさせてくれ」津田誠は、鏡に映る痩せこけた男――自分自身に向かって、何度もそう毒づいた。メガバンクと政府系金融機関による“神学論争”は、もはや経営判断の域を超えていた。それは、橋本龍太郎内閣から続く金融ビッグバンという制度改革の激流が、地方の再生現場で引き起こした凄惨な後遺症の縮図だった。1. 正しかった金融改革、壊れた現場当時、日本の金融システムは断崖絶壁にあった。不良債権処理の加速、自己査定の厳格化。社会全体を見れば、それは避けては通れない「正しい改革」だったはずだ。だが、その末端で起きていたのは、あまりに無慈悲な二重基準の嵐である。メガバンクは「マニュアルに従えば、外科手術(債務免除)しかない」と刃を研ぎ、政府系金融機関は「マニュアルに当てはめる事案ではない。現状維持だ」と首を振る。どちらも正しい。どちらも制度上は間違っていない。そしてその矛盾の“調整コスト”は、すべて現場の中小企業に丸投げされた。ここに至るまでに、誠の個人資産はすべて会社に投入され、底を突いていた。文字通り「一銭もなくなった」誠にとって、銀行の結論を待つ時間は、自らの生命維持装置のスイッチを他人に握られているのと同義だった。2. 「決まらない」という暴力銀行が決めない。しかし、支援が打ち切られたわけでもない。この「宙吊り状態」は、外側から見れば銀行の「配慮」に見えるかもしれない。だが、経営の現場においては、最も残酷な暴力だった。新規融資は出ず、設備投資は止まる。だが、法的整理という「終わりの宣告」も出ないため、撤退や再編の決断も下せない。会社
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【実録連動】金融という名の「二枚舌」 ――誠実さが、組織を壊す瞬間

水曜連載の第10回で描いたのは、経営再建における最も「不条理」で、かつ「不可避」なプロセス――二種類の事業計画書の作成です。負債総額100億円。この数字を前に、当時の私は「すべての債権者に誠実であろう」と固く誓いました。しかし、現実はその誓いをあざ笑うように進んでいきます。それは誠実さの問題ではなく、単なる「ルールの違い」だったからです。1. 銀行が欲しいのは「真実」ではない向き合う相手は二つ、メガバンクと政府系金融機関。両者が求めるものは正反対でした。・メガバンク: 「早く損失を確定させたい。だから『救いようのない最悪の数字』を出せ」・政府系: 「安易に負債を切るわけにはいかない。だから『自律再建可能な希望の数字』を出せ」どちらかが嘘をついているのではありません。どちらも「自分たちの組織の稟議を通すために必要なフィクション」を求めているだけなのです。弁護士から突きつけられた言葉は、冷酷でした。「銀行は真実を見たいんじゃない。自分たちの判断が正しかったと、後で説明できる『物語』が欲しいだけです」ここで多くの経営者が「誠実でありたい」と悩み、立ち止まります。だが、その葛藤自体が、すでに経営者としての「無知」を露呈しているのです。2. 「DDの重複」という名の内部崩壊この時期、組織は最も疲弊しました。「資産を安く見積もれ」という指示と、「含み益を一円でも多く探せ」という問いかけが、同時に現場へ飛ぶ。DD(デューデリジェンス)とは、本来、会社の健康状態を診るための検診であるはずです。しかしそれが、金融機関の「都合」に合わせて結果を歪めるための作業にすり替わった瞬間、社員たちは確信しま
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第10回:二枚舌の計画書 ―― 金融という名の「時間殺し」】

弁護士とターンアラウンドマネージャー(TAM)という「外部の知性」が乗り込んできたことで、創生メタルの事務所を覆っていた、あの逃げ場のない焦燥は一瞬だけ凪いだ。だが、それは平和ではない。嵐の目に入っただけだった。「誠さん。ここからが本当の“調整”です」弁護士のその言葉の意味を、津田誠は最も残酷な形で思い知ることになる。それは、経営者としての「魂」を切り売りする作業の始まりだった。1. 鏡写しの要求 ―― 事実は一つ、計画は二つメガバンクと政府系金融機関。100億円の負債を分け合う両行から、同時に事業計画の提出が求められた。誠は、ようやく自分の「正義」や「実態」を説明できる場が整ったのだと信じていた。だが、提示された「前提条件」は、互いを完全に否定し合うものだった。・メガバンクの論理:「この事業はすでに破綻している。債務免除や法的整理を正当化するため、“どれだけ救いようがないか”を証明しろ」・政府系金融機関の論理:「自律再建は可能である。安易な整理は国民の血税の無駄遣いだ。“なぜ再生できるのか”という強気な数字を出せ」誠は混乱した。事実は一つしかない。なぜ、真逆の現実を同時に描けと言われるのか。この時、誠はまだ理解していなかった。銀行は“現実”など見ていない。彼らが求めているのは、自分たちの保身と、組織内部の稟議を通すための「都合の良い物語(フィクション)」でしかないということを。2. 「翻訳」という名の魂の切り売り誠は弁護士に詰め寄った。「どちらかに嘘をつけ、ということですか? 誠実にやると決めたはずだ」弁護士は、冷めた紅茶を一口飲み、感情を一切交えず言った。「誠さん。銀行は“
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【実録連動】「独りで背負う」という傲慢 ――「経営者失格」の烙印が、再生の入口になるまで

水曜日の連載「ロスト・フロンティア」第9回で描いたのは、津田誠が人生で最後まで手放せなかった幻想――「覚悟さえあれば、独りで会社は救える」という思い込みが、完全に破壊される瞬間です。軍閥を追い出し、不正を断ち、100億円の負債と真正面から向き合ってきた。そのすべてが「正しいこと」だったはずなのに、専門家たちは一切の情を排し、こう言い切りました。「あなたが一人で背負っている限り、この会社は再生しない」35年後の今だから言えます。あのとき下された「経営者失格」の烙印は、侮辱ではありませんでした。それは、経営者にとって最も致死性の高い病を切除するための、冷徹な宣告だったのです。1. 「独りで背負う」は美徳ではない。機能不全だ津田誠は21歳で会社を継いで以来、常に「自分がやらなければ」という呪いに支配されてきました。だが、ターンアラウンドマネージャー(TAM)が突きつけた現実は冷酷でした。経営者が「俺が背負う」と決めた瞬間、組織は静かに、しかし確実に死に始めます。・知恵の窒息: 社長の思考が組織の上限値になり、それ以上の解決策が生まれなくなる。・責任の蒸発: 社員は「最後は社長が何とかする」と信じ、思考を停止させる。これは「覚悟」などではありません。リーダーによる「組織機能停止の宣言」です。正義でも誠実さでもない、ただの稚拙なヒーロー願望。独りで100億を背負うという陶酔が、組織から「自浄能力」と「集合知」を奪っていたのです。2. 銀行は冷酷ではない。感情を排除した「計算機」なのだ誠が浴びせられた銀行からの言葉は、今振り返っても暴力的です。「甘ったれるな」「もっと謙虚になれ」「社長だろ
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第9回:再生の座組 ――「経営者失格」の烙印から始まる】

「津田社長。あなたが今やっているのは、経営ではありません。ただの“火消し”です。しかも、最悪のやり方で」それは叱責ではなかった。慰めでも、指導でもない。事実の通告だった。軍閥を粛清し、正義を貫き、一人で銀行の矢面に立ち続けてきた津田誠の前に現れたのは、これまでの人生で一度も出会ったことのない種類の人間たちだった。彼らは努力を評価しない。動機を斟酌しない。正しさを称賛しない。ただ淡々と、こう言い切る。「あなたは、もう“一人で会社を背負える器”ではない」この瞬間、誠は初めて経営者として失格の烙印を押された。1. 銀行の言葉 ―― 数字の皮を被った人格攻撃銀行からの呼び出しは、もはや日常だった。資料を出せ。説明しろ。根拠を示せ。不眠不休で作り上げた書類は、担当者の机の上で無造作に扱われる。そして、ある日、ついに言葉の仮面が剥がれた。「甘ったれるなよ、津田社長」「もっと謙虚になれ。社長だろ? 正義を語ってる場合か?」そこに与信判断はない。事業性評価もない。あるのは、上下関係と恐怖による制圧だけだった。誠はここで、ようやく理解する。銀行は冷静なのではない。冷静であろうとする“立場”を守っているだけなのだ。その立場を脅かす存在――内部不正を暴き、組織を壊し、先行きが読めない経営者は、「指導対象」から「排除候補」へ一瞬で格下げされる。2. 弁護士の一言 ―― 誠実さを切り捨てろそんな地獄の底で、誠は一人の弁護士と引き合わされる。巨大粉飾。政財界スキャンダル。企業解体。“綺麗に終わらない事件”だけを扱ってきた男だった。誠が必死に説明を始めると、弁護士は言葉を遮る。「それ、全部いらない」沈黙。「
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【実録連動】「正義」がトドメを刺す ――過信という名のノイズを断て

水曜日の連載「ロスト・フロンティア」第8回で描いたのは、「正しいことをした人間が、最も無慈悲に切り捨てられる瞬間」でした。軍閥を粛清し、二重帳簿を排除し、「これで会社は正常化する」と確信したその瞬間から、メインバンクの態度は決定的に変わりました。それは裏切りでも、非情でもありません。銀行という「システム」が、正常に作動しただけなのです。今回は、その構造を感情を排し、徹底的に解剖します。1. 日本には、そもそも「出口」が存在しなかったまず、残酷な前提を共有しなければなりません。当時の日本には、「不正を含んだ中堅企業を、秩序立てて再生する公式ルート」が、どこにも存在しなかったのです。・事業再生ADR・私的整理ガイドライン・再生ファンド・スポンサー型再建資本性ローン今では常識となったこれらのツールは、当時はまだ社会実装されていませんでした。つまり、誠が立っていた場所は、正義を行使した瞬間にすべての制度的セーフティネットから外れる「空白地帯(デッドゾーン)」だったのです。銀行員が冷淡だったのではありません。彼らのアルゴリズムに、「答え」が用意されていなかっただけです。誠の致命的な過ちは「無知」ではありません。「世界にまだ解答が存在しない局面にいる」という事実を、認知できていなかったことです。2. 「思い入れ」は、この局面では有害物質であるこの局面で誠を最も深く蝕んだもの。それは資金不足でも情報不足でもなく、「思い入れ」という名のノイズでした。・「父が築いた会社を、自分の代で潰せない」・「技術も人も残っているのに、手放すのはおかしい」・「自分がこれだけ踏ん張れば、なんとかなるはずだ」これ
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第8回:BIS規制の咆哮 ――「過信」という名の砂上の楼閣】

軍閥を粛清し、主要な役員たちが去った創生メタルのオフィスには、成功の余韻ではなく、不自然な静寂が漂っていた。津田誠は社長室で電卓を叩きながら、ある種の万能感に包まれていた。「これでようやく、正しい経営ができる。余計なノイズは消えた。あとは数字を積み上げるだけだ」それは「希望」ではない。秩序を破壊した者だけが一時的に感じる、危険な高揚感だった。その幻想を粉砕したのは、メインバンクからの一本の電話である。それは「相談」ではなく、処理対象に対する「査問」の通告だった。1. メガバンクの査問 ―― 人ではなく「勘定」として見られる瞬間支店長室に通された瞬間、誠は理解した。ここに感情は存在しない。支店長と担当次長の視線は、経営者を見るものではなかった。目の前にある「不良債権候補」をどう処理すべきか査定する、冷徹な検分者の目だった。「津田さん。単刀直入に伺います。御社、実務が回っていないと聞いています」誠は、軍閥の不正、粛清の正当性、そしてこれが会社を正常化するための苦渋の決断であったことを必死に説明した。だが、その言葉は途中から、自分の耳にも空虚に響き始めていた。彼らが知りたいのは「誰が悪かったか」という因果応報の物語ではない。「この金は、いつ、どうやって返ってくるのか」という、回収の確実性だけだ。誠はこのとき、初めて思い知る。銀行は正義を嫌うのではない。正義を「評価不能(バリュエーション不可)」としてスコアリングから除外するだけなのだ。2. なぜ銀行は豹変したのか ―― BIS規制という見えない咆哮当時の誠には見えていなかったが、日本の金融機関はすでに生存戦争の只中にあった。バブル崩壊
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【実録連動】逆流する社会の「殺意」 ――正論で死なないための護身術

水曜連載『ロスト・フロンティア』第7回で描いたのは、誠が人生で最も「正義」を信じ、そしてその正義に最も深く裏切られた瞬間です。二十九歳の誠が断行した、創業以来の功労者である専務の解任。横領、不正、隠蔽――。倫理的には100%正解でした。切らない理由はどこにもなかった。しかし、ビジネスという戦場において、それは「自陣の補給線と通信網を自ら爆破する」に等しい愚行でした。正義は正しかった。だが、社会は正義では動いていなかった。今回は、社会のルールが静かに、しかし確実に「逆流」し始めたとき、経営者がいかにして殺されるのか――その構造を解体します。1. 「正しさ」は、与信判断表には一行も載らない銀行という組織は、平時にはこう囁きます。「ガバナンスが重要です」「コンプライアンスの欠如はリスクです」それは嘘ではありませんが、「生存が担保されている時限定」の建前です。いざ危機が訪れた瞬間、彼らの判断軸は音を立てずに切り替わります。・平時のルール: 不正は悪であり、排除すべきである。・有事の現実: 不正があっても、実務が回り、金が返ってくるなら「調整可能」である。誠が専務を解任した瞬間、銀行にとっての誠は「不正を正した若きリーダー」ではありませんでした。「安定した回収ルート(集金システム)を自ら破壊した危険人物」へと定義し直されたのです。社会が逆流する時、あなたの「正義」は盾にはなりません。それは、あなたの心臓を正確に貫く「矛」に変わるのです。2. 「軍閥」が持ち去ったのは、会社の“心臓”だった専務と共に去った部下たちが持ち去ったもの。それは顧客リストや通帳といった目に見える資産ではありません。
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第7回:正義という名の自爆 ――孤立無援の焦土作戦】

「明日から、出社に及ばず。解任通知は後日、内容証明で送る」二十九歳の年の瀬。誠はついに、その言葉を口にした。数十年にわたり、この会社の実務を握り続けてきた専務への引導だった。目の前で、専務の脂ぎった顔が、怒りと屈辱で歪む。「誠……本気か。俺がいなくなれば、この会社は明日から動かんぞ。銀行だって、黙っちゃいない」「構わない。泥棒が回している会社なら、一度止まった方がマシだ」その瞬間、誠は自分が経営者として正しいことをしたと信じた。だが、直後に襲ってきたのは、勝利の高揚ではない。足元の地面が、音を立てて崩れ落ちる感覚だった。1. 「軍閥」の逆襲と、沈黙する会社年が明けて最初の出社日。事務所は、異様なほど静まり返っていた。専務のデスクは空。そして、彼を中心に動いていた「実務部隊」の課長クラスが、示し合わせたように辞表を提出してきた。彼らが持ち去ったのは、私物だけではない。長年彼らがブラックボックス化してきた「会社の資産」そのものだった。・顧客リスト・仕入れ条件・現場判断の暗黙知・管理会計の集計ルール会社という器は残ったが、中身がごっそり抜き取られた。さらに致命的だったのは、「数字」が見えなくなったことだ。売上、原価、在庫、資金繰り。昨日まで「当たり前」に見えていた会社の心拍が、完全に停止した。誠は、目隠しをされたまま、100億円の個人保証を背負った大型船の操縦席に放り込まれたのだ。2. 業界に撒かれた毒と、取引停止の連鎖崩壊は、社内だけでは終わらなかった。「専務から聞いたよ。不祥事があったんだって? うちとの取引も、ちょっと考えさせてもらう」専務は、去り際に主要取引先を一軒一軒回り、
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第6回:腐臭の連鎖 ――「隠蔽」を選んだ瞬間、会社は死んだ】

「誠さん。なぜ私が、この件を“表に出すべきではない”と考えたか。分かりますか?」顧問税理士の声は、あまりにも平坦だった。一人の人間が命を絶ったという凄惨な現実を前にしてなお、そこには哀悼も、逡巡もなかった。「会社を守るためです。正確に言えば――会社を“回し続ける”ためです」その言葉を聞いた瞬間、誠は直感的に理解した。この男は「善悪」ではなく、「機能」で世界を見ているのだと。1. 専門家が隠蔽を選ぶ理由「率直に聞きます」税理士は間を置かず、刃物のような質問を投げた。「専務がいなくなって、この会社を――あなた一人で回せますか?」逃げ場のない問いだった。誠の喉から絞り出された答えは、情けないほど正直だった。「……無理です」「ですよね」税理士は即座に頷いた。「専務は営業、資材、人脈、現場の非公式ルート、そのすべてを握っています。彼を失えば、会社は止まる。税務調査以前に、金融機関が逃げ、取引先が離れ、社内が割れます」そして、淡々と「最適解」を提示した。「だから、この件は会社の問題にしてはいけない。専務“個人”の問題にするんです」誠は息を呑んだ。「会社の廃棄物を、専務が個人事業として勝手に売却していた。横流しではなく、私的流用。追徴課税は専務に払わせる。会社は“関与していない被害者”です」それは、あまりにも整ったロジックだった。誰も救わない代わりに、会社という「箱」だけを延命させる理屈。誠は分かっていた。これは正義ではない。だが――。(専務を失えば、何もできない)その恐怖が、すべてを上書きした。「……それで、会社は守れるんですね」その一言を口にした瞬間、誠は自分もまた、隠蔽の当事者になった
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【実録連動】成功という名の「劇薬」をどう制御するか ――「1億円の裏切り」が教える経営の真実

水曜日の連載「ロスト・フロンティア」第5回では、新プラントの劇的な成功と、その直後に発覚した「1億円の横流し」、そして関係者の死という、光と影が交錯する瞬間を描きました。前回の記事で、私は21歳の誠に「無力を認め、外部の力を借りろ」と説きました。しかし、いざ事態が動き出し、「成功」という名の劇薬が組織に注入されたとき、誠はさらなる深淵に直面することになります。それは、「信じていた人間の裏切り」と「死をもって抗議される恐怖」です。今回は、組織が利益を生んだ瞬間に噴き出す「毒」の正体と、孤独な若き経営者がどう自分を保つべきだったのかについてお伝えします。1. 「利益」は組織の膿を可視化する新プラントが稼働し、キャッシュが回り始めた途端、軍閥たちの諍いは激化しました。多くの人は「赤字のときこそが危機の山場だ」と考えますが、現実は逆です。組織の真の腐敗は、利益が出た瞬間に、その「分け前」をめぐる争いとして表面化します。1億円の横流しは、誠が生まれる前から続いていた慣習だったのかもしれません。しかし、誠が「正しい経営」を志し、光を当てようとしたからこそ、その影は耐えきれずに爆発したのです。今の私なら、絶望する誠にこう言います。「この裏切りは、君が正しく歩み始めた証拠だ。膿が出たことを喜べ。ここを曖昧にすれば、この会社は永遠に死に体(てい)のままだ」2. 「人の死」という究極の揺さぶり取引先社長の自殺。これは経営者にとって、一生背負い続けるかもしれない重い十字架です。顧問税理士が囁いた「もみ消し」の提案は、一見すると「これ以上犠牲者を出さないための優しさ」に見えたでしょう。しかし、その実体
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第4回:50億円の鉄鎖 ――先代の遺産と狂った歯車】

「これは、先代が決めていたことですから」その一言は、議論を終わらせるための呪文だった。先代社長・津田源蔵が急逝する直前、最後に遺した「巨大なプロジェクト」。最先端設備を備えた大規模プラントの建設。源蔵は土地だけを手当てし、詳細な設計図も、資金繰りの裏付けも遺さぬまま、この世を去った。残されたのは、巨大な「絵に描いた餅」と、それを現実のものにしようと狂奔する「軍閥」たちの熱狂だった。1. 50億円という「狂気」の決断投資額、50億円。当時の創生メタルの年商は100億。一見、身の丈に合った投資にも思える。だが現実は、二重帳簿で隠し続けた債務超過。実態は、崖っぷちでの全力疾走だった。この投資が決まれば、負債総額は100億円に達する。軍閥化した役員たちは、会議室の重苦しい空気の中で、情緒的な言葉を積み上げた。「先代がここまで準備したんだ。引けるわけがない」「これが完成すれば、うちは業界の頂点に立てる。先代の悲願だ」論理的な収支シミュレーションなど、誰も求めていなかった。そこにあったのは、先代が遺した「夢」という名の呪縛に引きずられる、集団心理の狂気だった。2. 判を突く指先の震えと、100億円の首輪当時21歳の誠は、その中心にいた。組織を支配するどころか、自分の足元さえ見えていない。それでも、誠の心には「漠然とした、しかし強烈な万能感」が渦巻いていた。「父の事業を発展させたい」「父に認められなかった自分を、事業家として証明したい」そんな私的な執着が、経営判断という名の刃を鈍らせた。銀行から差し出された、融資契約書。当時の慣習として、経営者の「個人保証」は逃れられない絶対条件だった。これ
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第1回:同情の罠 ――告知なき承継と21歳の決意】

【読者の皆様へ:この連載について】私は現在、全国の地域中小企業の現場を歩き回るコンサルタントとして活動しています。AIやDXが叫ばれる今、あえて私が「靴底を減らす現場主義」に固執するのには、理由があります。それは、日本の「失われた30年」が始まる直前、21歳の私が直面した、あまりにも過酷な「現場の真実」にあります。この連載では、35年間にわたる現場支援の経験に基づき、ある二代目社長の苦闘を通じて、日本経済の裏側で何が起きていたのか、そこで何が起きたのか、そしてこれからの日本に必要なものは何かを綴っていきます。※守秘義務の観点から、登場人物、団体名、業種、地名についてはすべてフィクションとして再構成しております。巨星の陥落、沈黙の一年「癌だ。だが、本人には言わないでくれ」1987年。大学3年生だった私の日常は、医者から告げられたその一言で一変した。40年前、癌はまだ「死」を意味する不治の病であり、本人への告知を控えるのが通例だった時代だ。父の余命は、長くて一年。しかし、本人はそれを知らない。そして私もまた、年商100億を一代で築き、業界の頂点に君臨する父・津田源蔵(げんぞう)に対し、激しい反抗期の真っ只中にいた。1. 猶予された一年間父は業界団体の理事も務める多忙な男だった。自らの身一つで起業し、湾岸の広大なヤード(作業場)を拠点に、一代で年商100億の「株式会社 創生メタル」を築き上げた立志伝中の人物だ。背広を纏い、政財界を泳ぎ回るその姿は、私にとって傲慢な成功者のように見えていた。「あんな権力欲の塊にはなりたくない」――そう反発しながらも、私は父に病を隠したまま最後の一年を過
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飲食店を事業承継してから5年経過

素人から始めたカフェの事業承継も5年を経過しました。・機材の寿命は10年、それ以降は運・料理の技術は日々精進・メンタルの安定させる方法の確立・美味しいものは宣伝しなくても不思議と売れる。・無理すると3~6か月尾を引く毎日勉強しつつ、休むも仕事を痛感します。
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事業承継・引継ぎ補助金 経営革新事業の公募要領 発表

廃業・再チャレンジ事業、専門家活用事業に引き続き、経営革新事業の公募要領が4月28日に発表されました!申請受付が4月28日~5月31日までと、GWが明けるとすぐに締め切りに向けて申請のために動かなくてはならないスケジュールになりそうです。GビズプライムIDの取得もさることながら、準備書面などのリストアップも進めたほうが良さそうです。弊所では特に対応できるお客様の数が限られるため、ご相談はお早めにお申込みくださいますようお願いしております。
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M&A支援機関登録専門家の追加発表

事業承継引継ぎ補助金の専門家活用事業へ申請をする場合には登録されているM&A支援機関登録専門家による支援が要件となっています。今回(3/10)新たに追加登録された専門家のリストが出ています。中小企業庁>財務サポート>事業承継>M&A支援機関登録制度に係る登録ファイナンシャルアドバイザー及び仲介業者の公表(令和3年度2次公募分)について(令和4年3月10日)令和3年度に先に登録されている方はこちら中小企業庁>財務サポート>事業承継>M&A支援機関登録制度に係る登録ファイナンシャルアドバイザー及び仲介業者の最終公表について(令和3年10月15日更新)
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【最新】事業承継引継ぎ補助金 政策概要チラシが出ました!

事業承継引き継ぎ補助金の最新情報です。3月に公募開始という案内がありますが、やっと政策チラシができてきました。これから申請に向けて準備される方が増えてくると思いますが、弊所でも随時、情報の発信をしていきます。こちらにチラシのリンクなどが貼れないため、必要であればお問い合わせください。中小企業庁、中小企業対策関連予算のページに出ています。
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補助金採択実績③

2020年 補助金業務開始 11月 自治体における販路開拓補助金 2件 12月 自治体における販路開拓補助金 1件 2021年 2月 持続化補助金(コロナ型)   1件 3月 東京都 業態転換支援助成金  1件 5月 持続化補助金(一般型)    1件(当事務所)8月 事業承継・引継ぎ補助金    2件
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事業承継・引継ぎ補助金

第1次公募分 2件(専門家活用型)申請終了いたしました。こちらの補助金の申請については公募要領の概念が曖昧で制度を理解することや、フォームの不具合などの対応も大変だったのではないかなと思われます。補助金の申請に必要以上の時間を割かないと対応が難しいことから、一般の経営者の方ですと相当程度、難易度が高いと思われます。専門家としてお任せいただけるようであれば、補助金相談から承ります。
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【実録連動】「隠蔽」という毒を飲み込んだ組織が、必ず辿る結末

今週の『ロスト・フロンティア』第六回では、主人公・誠が「会社を守るための隠蔽」という、最も甘美で、最も致死性の高い毒を口にする瞬間を描きました。「専務がいなくなれば、会社は止まる」顧問税理士から突きつけられたこの一言は、当時の誠にとって論理を装った脅迫でした。そして同時に、それは経営者が最も弱っている瞬間を正確に撃ち抜く、“専門家”の常套句でもあります。今回は、この選択がなぜ「一時しのぎ」では終わらず、組織全体を内側から腐らせていくのかを、実録として解剖します。1. 「機能を止めない」という判断が、最初に殺すもの税理士が提示したスキームは、実務的には驚くほど“よくできて”いました。・専務個人の問題として処理する・追徴課税は専務に払わせ、会社は関与しない書類は整い、表面上の整合性も取れる。金融機関にも税務署にも、説明は通る。だが、ここで一つだけ、確実に死ぬものがあります。それは――「この会社には、越えてはいけない一線がある」という共通認識です。経営者が「機能を止めない」ことを最優先した瞬間、組織は学習します。「ああ、この会社では、正しさよりも、回っていることの方が大事なのだ」この学習は、誰にも止められません。なぜなら、それを教えたのが社長自身だからです。倫理の堤防を自ら壊した者に、部下を律する資格など残されてはいません。2. 隠蔽は、必ず「感染症」になる経営者がよく自分に言い聞かせる言葉があります。「今回は特例だ」「これ以上、被害を広げないためだ」「一度きりだ」断言します。組織は、そんな甘い前提を一切共有しません。社員が受け取るメッセージは、常に一つです。「やり方次第で、この会社
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第5回:軍閥の瓦解 ――絶頂の裏で暴かれた巨額の不正】

100億円という途方もない個人保証を背負い、退路を断って挑んだ新プラント建設。その巨大な工場が稼働を始めると、事態は劇的な好転を見せた。最新鋭の設備が生み出す製品は市場で圧倒的な支持を得て、販売は驚くほど順調に推移した。会社は創業以来、類を見ないほどの巨額の利益を上げ始めていた。だが、この「絶頂」こそが、長く続いた軍閥支配の終わりの始まりだった。1. 内戦と粛清 ――誠の孤独な「奮闘」「若造は引っ込んでいろ。この工場の利益は、俺たちが泥を啜って作ってきた聖域だ」利益という「蜜」が流れ込み始めると、軍閥たちのパワーバランスが崩れた。新プラントの主導権を巡り、営業担当専務と営業担当役員が真っ向から激突したのだ。当時の誠は、ただ静観していたわけではない。この内紛を、軍閥体制を解体する好機と捉えた。誠は連日、対立する両者と個別に面談を重ね、それぞれの主張の矛盾を突き、組織としての正当性を説き続けた。若造だと侮る彼らに対し、誠は現場の数字と論理を武器に、一歩も引かずに渡り合った。その激闘の末、まずは主導権争いに敗れた役員が退職。さらに勢いに乗る専務が営業担当常務とも衝突した際、誠は迷わず組織の規律を優先し、常務の更迭へと舵を切った。重鎮二人が去るという異常事態。誠は新体制の構築に文字通り不眠不休で奔走した。ようやく組織が落ち着きを取り戻し、利益がさらに加速したとき、誠は初めて「自分の経営」が始まったと手応えを感じていた。2. 深夜の訪問者 ――「個人の私欲」が生んだ死そんなある日の夜、誠の自宅のチャイムが鳴った。玄関に立っていたのは、残った軍閥の首領である専務と、その部下の部長だった。二
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【実録連動】「どうしようもなかった」という無力感の正体 ――絶望を戦略に変えるために

水曜日の連載「ロスト・フロンティア」第4回では、100億円の個人保証に判を突いた津田誠の「無知による全能感」を描きました。しかし、その全能感の裏側にあったのは、実は「そうする以外に道がない」という、圧倒的なまでの無力感だったのではないでしょうか。今の私なら、あの時「どうしようもなかった」と立ち尽くしていた21歳の誠に、何を語り、どう動かせるか。今回は、経営者を襲う「無力感」を、いかにして「具体的な生存戦略」に変換するかについてお伝えします。経営危機における「無力感」の構造分析とメンタル・ガバナンス「ロスト・フロンティア」第4回における津田誠の決断は、心理学で言う「学習性無力感」に近い状態、あるいは「サンクコストへの執着」による集団的誤謬に飲み込まれた結果です。戦略1:感情的無力感の「外部化」とスキルの補完課題: 知識不足(MBO等の手法を知らない)と感情的執着(父への想い)が判断を停滞させる。解決策: 経営者の主観を排除するため、外部の財務・法務アドバイザーを導入し、「手法(武器)」を外部から調達します。経営者の資質の問題ではなく「スキルの欠如」と割り切ることで、心理的負荷を分散させます。戦略2:意思決定における「納得」と「客観性」の両立課題: 周囲の期待や「先代の遺志」により、拒否権(NO)が行使できない。解決策: 経営者が納得感を持って判断を下せるよう、「客観的な判断基準」を共に策定します。あらかじめ設定した財務指標を下回った場合の見直しルールを、経営者の心情に寄り添いながら合意形成し、無理なくブレーキを踏める体制を構築します。戦略3:コントロール可能な「極小の成功」の積み
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連載:ロスト・フロンティア ――失われた30年、現場の真実【第3回:砂上の楼閣 ――100億の虚飾】

「誠さん。どちらをお見せすればよろしいですか?」管理担当の役員は、事もなげにそう言った。社長就任から数ヶ月。軍閥化した役員たちの足並みの乱れに危機感を覚えた誠は、独学で決算書の読み方を勉強し始めていた。まずは自社の実態を把握しようと、誠は管理部門へ「最新の決算書を持ってくるように」と命じたのだ。その時に返ってきた問いが、誠の耳を疑わせた。「正確なやつですか? それとも、B用(バンク用)ですか?」1. 銀行を欺く「お化粧」の裏側「B用」とは、つまり銀行に提出するための粉飾決算書のことだった。役員が持ってきた二つの束を並べて見て、誠は言葉を失った。銀行に提出されている「B用」の決算書は、年商100億に見合うだけの利益を出し、自己資本も潤沢に見える、実に見事な「お化粧」が施されていた。これがあるからこそ、銀行は父の死後も融資を継続していたのだ。しかし、もう一方の「正確なやつ」――実態版の決算書には、目を覆いたくなるような惨状が記されていた。放漫経営による使途不明金、回収不能な焦げ付き、そして膨れ上がった短期借入金。数字を積み上げていくと、そこには「債務超過」という四文字が残酷に浮かび上がっていた。「株式会社 創生メタル」という100億の巨船は、すでに浸水し、沈みかけていたのである。2. 専門家の「お墨付き」という罠誠はすぐに、長年会社の顧問を務めている会計士を問い詰めた。「先生、これはどういうことですか。二重帳簿なんて、許されるはずがないでしょう」しかし、返ってきた反応は、意外なほど冷ややかだった。「誠さん。税務が滞りなく行われていれば、我々の仕事としては問題ないのですよ」会計士にと
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企業価値算定において税理士が本来できること|M&A実務での役割整理

M&Aの場面で語られる「企業価値算定」。多くの場合、これは仲介会社やFAが行うものだと捉えられがちです。しかし実務を見ていると、本来この領域で最も価値を発揮できる立場は、顧問税理士であることが少なくありません。企業価値算定は「計算」ではないまず整理しておきたいのは、企業価値算定は単なる計算作業ではない、という点です。評価額は、・どの数字を使うか・どこまでを前提条件とするか・何を説明可能な数字とするかといった判断の積み重ねで決まります。つまり、数字そのものよりも、数字の意味づけが重要になります。外部アドバイザーが持たない情報M&A仲介会社やFAは、短期間で企業を理解しなければなりません。そのため、・決算書上の数字・ヒアリングで得た情報を前提に評価を行います。一方、顧問税理士は、・数字が作られた背景・一時的な要因と恒常的な要因・経営者の判断の癖まで把握しています。この差は、評価の前提を考えるうえで非常に大きな意味を持ちます。「使える数字」と「説明できる数字」企業価値算定で重要なのは、高い数字を出すことではありません。重要なのは、説明できる数字であることです。買い手が重視するのは、・なぜこの数字になるのか・再現性はあるのか・将来も維持できるのかという点です。この説明に耐えられる数字を整理できるかどうかが、評価の信頼性を左右します。税理士が関与できる本質的なポイント税理士が本来関与できるのは、・一過性の損益と通常損益の切り分け・実態と乖離した数字の補正・評価に使う前提条件の整理といった部分です。これらは、会計処理や税務の知識だけでなく、日常的に会社を見てきたからこそ判断
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M&Aで税理士が資料提供役で終わる理由|実務構造から考える立ち位置

M&A案件が動き出したとき、顧問税理士が気づけば「資料を出すだけの存在」になっていた――。この状況に、違和感を覚えた経験がある方も多いのではないでしょうか。決算書の背景も、会社の実情も、社長の考え方も知っている。それでも最終的な判断や交渉の場には呼ばれず、成約後には顧問契約が終了してしまう。これは、能力や経験の問題ではありません。「資料提供役」になるのは、能力不足だからではないまず前提として、税理士が資料提供役に留まってしまうのは、専門性が足りないからではありません。むしろ逆です。・数字の整合性・決算書の読み解き・会社の実態把握これらは、短期間で関与する外部アドバイザーよりも、顧問税理士の方が圧倒的に深く把握しています。それでも役割が限定されてしまうのは、構造的な理由があるからです。理由①「立ち位置」が最初に定義されていない多くのM&A案件では、初期段階で「誰がどの立場で関与するのか」が明確に整理されません。その結果、・税理士は顧問の延長・仲介会社が進行管理・意思決定は社長任せという形になりがちです。この構図ができると、税理士は自然と「必要な資料を出す人」という位置づけに収まってしまいます。理由② 判断の場に入る前に、役割が固定されるM&Aでは、初期の数回の打ち合わせで関係者の役割が暗黙のうちに固まります。この段階で、・意見を求められない・進行の説明だけを受ける・資料提出のみを依頼されるという状態になると、その後に踏み込む余地は徐々に狭くなっていきます。役割は、後から主張して変えられるものではなく、最初の関与の仕方でほぼ決まるのが実情です。理由③ 税理士
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