モネの鮮やかな緑色
今回、NHKの「3か月でマスターする西洋美術 (8)マネとモネ 2人の挑戦〜印象派I〜」を見て惹きつけられたのは、モネ26歳の時の作品、《カミーユ、緑衣の女》でした。
緑色のドレスの、光を放つような鮮やかさが美しいですね。
そしてモネの作品と聞けば思い浮かべる、明るい淡い色彩の作品とは全く違っていて、興味深かったです。
モネは光を捉えるために、筆触分割といって絵具を混ぜずにキャンバスへのせていく方法で描き始める前は、こんな暗い重めの色彩の作品も描いていたのですね。でも暗いと言っても、このドレスの緑色の鮮やかさ、色のセンスの良さが尋常ではないです!
カミーユはモネの妻で、《緑衣の女》から9年後に同じように妻を描いた作品が、《散歩、日傘をさす女》です。
光あふれる情景が、《睡蓮》の画風に繋がりますね。モネは光によって世界がいかに違って見えるかを研究し続けたようです。
この2枚の絵、同じ画家が同じモデルを描いているって、なんだか信じられないですよね。
画家の画風が大きく変化していくのを見ると、とてもワクワクします。どんどん成長していて眩しく感じるのと同時に、才能に溢れた人物も、迷いの中いろいろ試して歩んでいることも知れて、ほっとしたり。
今回はモネの画風の大きな変化を見ることができて、とても楽しめました。
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