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アフターコロナ 経営改善への道 4

まずは『企業概要・事業概況の整理』です。社長!今回から、認定支援機関が、「経営改善計画策定支援」をする場合の、主な作業内容・プロセスに沿って、ご説明を進めていきます。支援機関は、経営者の方へのインタビュー等で内容を把握していきますが、御社、もしくは社長ご自身のことなので、社内でもある程度まとめることは、可能と思われます。(ただし、あくまでも、客観的に。)最初に、当初インタビューの内容である「ご教示頂きたい事項」リストです。1 会社概要について2 ビジネスモデルについて  (何を、誰から、どのように調達し、誰に、どのように販売する  ことにより、利益を獲得しているのか)3 経営者として重視している指標について4 現状に至った経緯、認識している窮境原因について5 認識している経営課題について6 これまで実行してきた施策について7 各部門等のキーパーソン、中心人物の有無、組織について8 足元の資金繰りについて9 金融機関との取引状況、金融機関の取組姿勢について10 現状考えている経営改善の方向性について個人的には、このような内容のインタビューをするのは、① 経営者の考え、思いを尊重できるのであれば、その方向で改善計画を  立てるほうが、その後の取組姿勢(協力)が期待できるから。  (ただし、方向性を修正しなければならないケース、多々あり。)② 誠実性、体力、分析力・論理性、技術力、企画力、計数能力、人脈、  リーダーシップ、コミュニケーション能力等、経営改善のために必要な、  「経営者の資質」が備わっているか、  経営者としての決意・覚悟、強い意思を持っているか。を把握するためだと考
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アフターコロナ 経営改善への道 6

『SWOT』にまとめます。社長!認定支援機関の主な支援業務の内容・プロセスについて、ご説明しています。 前回までに「企業概要・事業概況」の調査・把握、「財務に関する概況把握」についてご説明しました。 今回は、『経営課題の把握』の次のステップとして、SWOT分析について、ご説明します。STEP 1  経営課題の把握 (1) 企業概要の把握(2) 事業概況の把握(3) 財務に関する概況把握 (4) SWOT分析SWOT分析とは、「内部環境」及び「外部環境」を分析し、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の4つの視点から、企業の経営状況を分析することで、「窮境原因や経営課題の把握」につなげていきます。経営改善計画の策定過程では、SWOT分析により、把握された「窮境原因や経営課題が解消・改善される」ように、戦略や施策を考察する必要があります。小規模企業では、『内部環境』としては、「経営者や主要な従業員の個人的特徴」が、『外部環境』としては、「地域性や業界環境」が重要となるケースが多くみられます。★ SWOT分析 例① 環境分析           ② SWOT分析 ア 内部環境分析         ● 強み  〇 企業活動の分析        (例) 高技能の従業員    (バリューチェーン)  〇 採算性分析         ● 弱み    (収益の源泉)         (例) 待ちの営業                      従業員の高齢化 イ 外部環境分析         ■ 機会  □ マクロ環境分析   
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アフターコロナ 経営改善への道 1

『決算書は、「人間ドック」の結果ですよ。社長!』決算書は、人間に例えれば「健康診断の結果である。」とよく言われます。見る人が見ると、決算書で、会社の健康状態はかなり把握されます。(従って、毎期、決算書の提出を求める金融機関が多いです。)ただ、結果の数値が悪化していても、自覚症状がなければ、あるいは、気づいていても「まあ、大丈夫だろう。」と放置し、予兆が見え始めた段階で適切な処置・対応がなされないと、重病化、時には手遅れになってしまうのは、人も会社も、同じではないでしょうか。まずは、少し長くなりますが、テレビのコメンテーターとしてお馴染み、中央大学法科大学院の野村教授と、TKC(税理士先生の私的団体)全国会会長の座談会の内容(TKCの新聞全面広告より)を抜粋引用させていただきます。野村先生『 不良債権に関しては大きく2つのケースがあります。故意か故意でないかは別として、借り手企業の帳簿のつけ方がずさんなせいで本来貸してはいけない事業と見抜けず、融資をしてしまい、結果返済されないというケース。 (中略)そしてもうひとつは、融資を受けたお金をきちんと返済したいのだけれど、不況などに飲み込まれ返済できないというケースです。コロナ禍でこうした事例は今後ますます増えていく可能性があります。(以下、略) 』以前、別のコラムで書きましたが、月々の返済が難しくなった企業が返済条件の変更(リスケ)をすると、企業の格付けが下がり、結果、金融機関は引当金を多く積まなければならず、採算が悪化する。よって借入先に「経営改善計画」を策定させ、当該企業に融資している全金融機関にバンクミーティングで、計画を承認
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アフターコロナ 経営改善への道 7

「窮境原因」と「除去可能性」の検討です。社長!認定支援機関の主な支援業務の内容・プロセスについて、ご説明しています。 前回までに「企業概要・事業概況」の調査・把握、「財務に関する概況把握」「SWOT分析」についてご説明しました。 今回は、『経営課題の把握』の次のステップとして、「窮境原因の把握と除去可能性」について、ご説明します。STEP 1  経営課題の把握 (1) 企業概要の把握 (2) 事業概況の把握 (3) 財務に関する概況把握  (4) SWOT分析(5) 窮境原因の把握と除去可能性企業が窮境に陥った原因を特定し、当該原因が除去されている。 または、施策によって除去される可能性があることを調査します。経営改善に向けては、「実質債務超過」「過剰債務」等の『窮境状況』の原因を特定し、これを除去することが必要になります。窮境原因には、『内部環境』に起因するものと、       『外部環境』に起因するものに大別されます。『内部環境』に起因するものには、「売上至上主義」「多角化の失敗」「設備投資の失敗」「経営管理の甘さ」「役員・従業員の不正」等があります。『外部環境』に起因するものには、「得意先の海外移転」「円高によるコスト競争力の低下」「代替品の台頭」「大口取引先の倒産」等があります。これらは表面的な窮境原因であって、突き詰めれば、「経営判断の誤り」に行きつきます。経営改善を実現するためには、窮境原因を除去する必要がありますが、小規模企業では、経営者を交代させることはまずできないことから、経営者自身に「危機意識」を持ってもらい、経営改善に向けての「意識改革」そして経営改善をや
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