暗示を解く
暗示を解く今回の内容は暗示を解くことについて書いていきます。
前回暗示について説明をさせていただきましたが、催眠心理療法では具体的にどんなことをするのか今回はもう少し具体例を出し説明を行っていきます。
前回悩みを持った人は既に暗示が入っているという状態であることを書きました。
例えば、高所恐怖症の人はどういった人かと言えば、高い所に行くと、下に落ちてしまうのではないかと極端に不安になり、めまいがしたり、足がすくんでしまったり、体が硬直し動けなくなったりしてしまうことで思い悩んでしまうことです。
同じ高所恐怖症の人でも悩んでいる人と悩んでいない人がいます。
悩んでいない人はそんな症状があっても一時のことだし、わざわざその出来事に関していつまでも考え続けることはしていません。
その逆に悩んでいる人は、悩み過ぎている人であれば、寝ても覚めてもずっとその出来事ばかり考え続けているのです。
悩み過ぎている人に当所が行うことはまず暗示が入っていることを説明します。
どんな暗示が入っているかと言えば、「高い所が極端に怖い=異常」だということです。
そこで悩んでいる人と悩んでいない人の違いがでてきます。
自分が異常だと思えば思うほど、悪いことばかりを想像し、恐怖心や不安感を更に自分の中で増大してしまうのです。
ここでもう一度高所恐怖症のことを思い出してください。
あなたは高い所から落ちても怪我をしなかったり、いざとなれば空を飛べたりなんてことはありませんよね?
高い所は危険だとあなたの本能がシグナルを送ってくれるのです。
そのお陰であなたは出来る限り危険を回避し安全に生きていくことができるので
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