繊細で、様々なことが気になるあなたへ
世の中は、鈍感すぎる。
そう思いませんか。
それとも自分が敏感すぎるのか。気にしすぎるのか。
「気にするなよ」「気にしすぎ」と言われ続ければ、自分がおかしいのかもしれない、と思ってしまうかもしれません。
でも、優しく繊細で、「気にする」のではなく「気がつく」あなたが心地よく生きるには、この世の中は人も環境もシステムも鈍感すぎる。私はそう思います。
人に無関心な人。簡単に「気にするなよ」と発言できる無関心な鈍感さ。
あまりに気にする事項の多い環境。めまぐるしく流行が変わる世の中も、それを助長しています。
そして、「繊細」であることや「敏感」であることをときに弱さとして認識する風潮。
でも、そこに晒され続けて際立つ、あなたの繊細さや敏感さは決して弱さではありません。
様々なことことに気がつくという強みであり、センサーの感度が良いという長所なのです。
人が気づかないところに気づき、あなただから分かってあげられる気持ちがあり、あなただから助けてあげられる人がいるということなのです。
それでも敏感で繊細な毎日は、ストレスの積み重ねでしょう。
機嫌の悪い人には「自分のせいじゃないか」と心配し、
自分の行いや言葉や仕事にミスがないか気を張り巡らせ、
周囲や世の中で起きた不条理に心を傷める。
他の人ならばザルで流せるようなことも、まっすぐなあなたはボウルだから、すべてをしっかりと受け止めているのです。
あなたのボウルは、いま、溢れていませんか。いっぱいになって、こぼれそうになっていませんか。
もしいっぱいなら、一度中を掻き出さなければいけません。
それはあなたが悪いのではなく、刺激を与え続け
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