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ジャッジされるという経験

外見 これは特にジャッジされる時期があります。自分て外見じゃ「勝ち」にけ入らへんねんなって感じる瞬間、心が折れた。家に居場所のなかった私は外になんとか居場所を探すしかなかった。居場所と外見はずれるのかもしれないけど、やはり外見のない私には中身で生き残るしかなかった。それは、時にジョークを言ったり、いい人をやったり、無理にめだとうとしたり、普段の自分ではない奇をてらった個性を演じてみたり。ありのままじゃ外見が無い分、埋もれてしまう気がした。心までぶくぶくと沈んでいく気がした。なんとか生き延びようとした。中学高校のころスタイルも顔の配置も髪の毛のさらさらも足のほそさもおっぱいの大きさもそれを跳ね返す自己肯定感も弱音を吐く家も、なんも持たないわたしにとって学生時代は黒歴史そのものだった。今も黒歴史じゃないかといわれればあれやけど。人間の人生なんてほぼ黒歴史。かっこつけてるときなんて、人間の黒歴史以外なにものでもない。意外なんやけど私の黒歴史じゃないときって、かっこつけてないとき。うまくいっててもかっこつけてるなら、しんどい。かっこわるい。本当は声が小さい人間だから小さいままでいるとき。無理して大きい声のほうが社会的によかろうとやってるときの自分は嫌い。無理してないとき 素朴でかっこわるくてなんも持ってなくて、ただ生きてるって感じのときの自分が好き社会的には通用しないんやろうけど
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