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【自分を見るな、相手を見よ】

 過日、舘ひろし氏の談話を新聞で読んだ。  石原軍団の一員として被災地で炊き出し  ボランティアを行ってきたが、元々社長  の渡哲也氏は、「売名行為」ととられる  ことを嫌がって、別の支援方法を考えて  いたという。だが結果的に「炊き出しを  しよう」という結論が出たのは、「そう  思われて困るのは、あくまで我々であり、  被災地の皆さんのことを考えればやった  方がいい」という考えからだったそうだ。 ────────────────────  ここでの石原軍団は、自分達のことより  被災地の皆さんの方に意識を向けている。  物事を行う時、如何に自分よりも相手に  意識を向けられるか、心理カウンセラー  としても、カウンセリングを行う際には、  何より、その点に注意を払う必要がある。  クライエントからクレームが来ることを  心配し、無難にカウンセリングしようと  する時点で、既に、意識を向ける方向を  違えている。心理カウンセラーにとって、  「意識を向ける方向が違う」ということ、  それは、目の前のクライエントではなく、  自分のことを心配する、つまり、自分の  ことばかり考えて、クライエントを見て  いない、ということだ。カウンセラーに  あるまじき姿勢で、そんなカウンセラー  にカウンセリングする資格はないと思う。 ────────────────────  実は、私自身、このところ、生活のこと、  自殺防止支援の勉強、その他諸々あって、  このことを忘れかけていた。ブログにも  以前書いたことがあるほど意識していた  筈なのに、雑事に紛れ、疎かにしていた。  それを、
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