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経営改善のレシピ 8 『原価率削減策(1)』

今回から、原価率の削減策をご説明します。前にもご説明したように、利益を増やすためには、「売上を上げる」「原価率を下げる」「経費を削減する」この3つの要素しかないことが、『損益分岐点売上高』の公式から分かります。ご承知のように、原価率は、「原価(変動費)」を「売上」で割ったものです。従って、原価率を下げるには、前回までお話した「売上を上げる」か、今回からお話しする「原価を下げる」かによって、可能になります。そして、原価を削減する方向性は、(1) 内部だけで完結できる削減策と(2) 外部(仕入先、外注先等)との交渉が必要となる削減策の2方向に分けて考えることができそうです。まずは、取り掛かりやすい「内部削減策」から考えていきましょう。① 無駄の削減 ⇒ 小さなことまで、徹底して行うことが大切です。 例えば 〇 売れ残りの防止、売れ残りが出てしまった場合の対策  ・ 緻密な販売予測のもとに、適正な仕入れを行う   → ②により類似商品の売れ行きや、利用者の嗜好を把握する  〇 廃棄ロスの削減  ・ 日々の材料調達と使用量、在庫の把握   → ②の販売データから、使用量を標準化する  ・ 受注数が少なく、利益率の低い商品の販売を中止 〇 光熱費、広告宣伝費、賃借料等の費用対効果をチェック 〇 「過剰品質」がないかチェック   → 品質を価格に反映できているか?② データの検証・基準の設定 ⇒ 『大きなところ(「金額の大きなもの」「使用料が多いもの」)』   を中心に、『定期的』に見直します。 ⇒ 原価 = 数量 × 単価  なので   「数量」と「価格」を分けて考える必要があります。 
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