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【選べないもの】

 今の世の中、現在はコロナ禍の不自由も  あるし、多少なりとも環境に左右される  ところもあるが、基本的に私達が暮らす  この国では生き方に様々な選択肢がある。  勿論、障壁もあり、実現可能かは別だが。 ────────────────────  例えば私が、お笑いを通して傾聴活動を  したいと他の心理カウンセラーと組んで  漫才コンビを結成し、カウンセリングと  漫才の両方を極めていこうとすることも、  実現の是非は別として選択自体はできる。 ────────────────────  今後、パラダイムシフト(それまで当然  のこととされていた認識・思想・価値観  等が劇的に変化をすること)を余儀なく  されるのは必定で、好むと好まざるとに  関わらず、幅広い選択肢が必要となるが、  この世の中で、どう足掻いても選べない  ものが一つだけある。それが、「親」だ。  生れてからの人生は、本人次第で様々な  選択ができるが、どの親から生まれるか  だけは誰一人として選ぶことができない。 ────────────────────  私のように、アダルトチルドレンになる  ような機能不全家族(①親(又は、その  立場の人)が肉体的・精神的に虐待する  家庭、②親(又はその立場の人)が多大  な期待をしたり、子供が家庭内の不和等  を見て調和させようとして大人の振舞い  をしなければならない家庭)を形成する  親もいれば、背中を見て子が手本にする  ような理想的な親もいる。いずれにせよ、  生まれる前に「こんな親のところに誕生  したい」と希望する訳にはいかないので、  子は生まれた環
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