Wall StreetのMDから学んだ、「人をよく見る」というリーダーシップ
私がGoldman Sachsで働いていた頃のMD(Managing Director)には、リーダーとしてすごいなと思うところがたくさんありました。その一つが、チームメンバー一人ひとりのことを本当によく覚えていることです。趣味や好きなもの、食べ物の好み、休暇の予定まで、かなり細かなことを覚えていました。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これを何年も続けるのは、実際にはかなり難しいことだと思います。私が思うに、こういうことができる人には、1. 相手をよく観察する2. 話したことをきちんと覚えておくという2つが必要なのだと思います。「この前食べてたベーグル、今日も食べる?」私がニューヨーク本社に入社したばかりの頃、ある時期ずっとベーグルにハマっていて、毎朝のようにベーグルを食べていました。すると、翌週のある朝、MDが私を見るなり、「今日もベーグル食べるの?」と笑顔で聞いてきました。本当に些細なことなのですが、そこからベーグルの話でしばらく盛り上がりました。当時はまだ入社したばかりで、MDのことを少し怖いと思っていたのですが、この出来事をきっかけに、なんとなく距離が縮まったように感じました。私たちのチームにはベジタリアンの同僚もいました。チームで食事に行くとき、MDはいつも「この店なら○○さんも食べられるものがある?」と確認していました。ある時は日本食のお店で、ベジタリアンの同僚が食べられる巻き寿司をいくつか注文し、食事中も時々「ちゃんと食べられてる?」と気にかけていました。私はというと、その同僚がベジタリアンだということを忘れていることがあり、以前なんて「今度みんなで中国
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