【数秘術・誕生数2】そっと寄り添う人 ――【二人連れ(ふたりづれ)】のお話|12の数字の物語 第2回
朝晩だけ、風がすうっと涼しくなってきたわね。それでも昼間はまだじりじりと暑くて、洗濯物のよく乾くこと。台風の便りもちらほら聞こえてくる時季だわね。縁側に腰かけて、いつのまにか二つ並べて出していた湯呑みを眺めていたわ。今日はね、【二人連れ(ふたりづれ)】のお話をしましょうか。◆ 【二人連れ】は、こんな人生年月日の数字を足していって、2になった方。ひとりで駆け出すよりも、誰かと並んで歩くときにこそ力の出る、そういう星回りを持って生まれた方が多いのよ。たとえば職場でね、会議の空気がぴりっと固まったとき。声を張るわけでもないのに「あの、○○さんが言いたいのは、こういうことかもしれません」と、そっと言葉を継いでくださる方がいるでしょう。あれが【二人連れ】のお仕事だわね。ご本人は「口を挟んだだけ」と思っていらっしゃるけれど、あの一言で、話がまた動き出すのよ。お買い物でもそう。ご自分のものを選ぶより先に、「あの子、これ好きだったわ」と手が伸びてしまう。お相手が去年こぼした「甘いのは苦手なの」という一言を、ちゃんと覚えていらっしゃる。待ち合わせには少し早めに着いて、相手が座りやすいほうの席を空けておく。歩くときは、いつのまにか相手の歩幅になっている。誰も頼んでいないのに、間をつないでしまう。人と人のあいだにある、ほんの少しの隙間に気づいてしまう。それは気弱さではなくてね、生まれ持った目のよさなの。2の人の性格を一言でいうなら、「その場をこわさずに、人をつなげてしまう人」ひとりより、ふたり。あなたのそばで、誰かがいつも安心しているのよ。◆ ときどき、こんなことでつまずくの相手の気持ちが見えすぎて
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