【数秘術・誕生数2】そっと寄り添う人 ――【二人連れ(ふたりづれ)】のお話|12の数字の物語 第2回

【数秘術・誕生数2】そっと寄り添う人 ――【二人連れ(ふたりづれ)】のお話|12の数字の物語 第2回

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占い
朝晩だけ、風がすうっと涼しくなってきたわね。
それでも昼間はまだじりじりと暑くて、洗濯物のよく乾くこと。
台風の便りもちらほら聞こえてくる時季だわね。

縁側に腰かけて、いつのまにか二つ並べて出していた湯呑みを眺めていたわ。

今日はね、【二人連れ(ふたりづれ)】のお話をしましょうか。

◆ 【二人連れ】は、こんな人

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生年月日の数字を足していって、2になった方。

ひとりで駆け出すよりも、誰かと並んで歩くときにこそ力の出る、そういう星回りを持って生まれた方が多いのよ。

たとえば職場でね、会議の空気がぴりっと固まったとき。
声を張るわけでもないのに「あの、○○さんが言いたいのは、こういうことかもしれません」と、そっと言葉を継いでくださる方がいるでしょう。
あれが【二人連れ】のお仕事だわね。
ご本人は「口を挟んだだけ」と思っていらっしゃるけれど、あの一言で、話がまた動き出すのよ。

お買い物でもそう。
ご自分のものを選ぶより先に、「あの子、これ好きだったわ」と手が伸びてしまう。
お相手が去年こぼした「甘いのは苦手なの」という一言を、ちゃんと覚えていらっしゃる。

待ち合わせには少し早めに着いて、相手が座りやすいほうの席を空けておく。
歩くときは、いつのまにか相手の歩幅になっている。

誰も頼んでいないのに、間をつないでしまう。
人と人のあいだにある、ほんの少しの隙間に気づいてしまう。

それは気弱さではなくてね、生まれ持った目のよさなの。
2の人の性格を一言でいうなら、「その場をこわさずに、人をつなげてしまう人」

ひとりより、ふたり。
あなたのそばで、誰かがいつも安心しているのよ。

◆ ときどき、こんなことでつまずくの

相手の気持ちが見えすぎてしまうから、自分の分がいつも後回しになりがちだけれどね。
「どこでもいいわ」「あなたの好きなほうで」
――そう言っているうちに、自分がどちらを好きだったのか、わからなくなってしまうことがあるのよ。

それに、人の顔色の小さな変化にまで気づいてしまうでしょう。
あの人の返事が今日は短かった、それは私のせいかしら、と。

もう終わった話を、ひとりで長く抱えてしまう。
断るのが苦手で、引き受けたあとにこっそりため息をつく。

誰にも見せないから、まわりは「あの人は平気な人」と思ってしまうのよね。

でもね。
それは優しさが薄いのではなくて、濃すぎて自分の分まで配ってしまっただけ。
分け方を少し変えれば済むことなの。

◆ 【二人連れ】のあなたへ、お守りをひとつ

一日に一度でいいの。
「私は、こっちがいい」と、小さく口に出してごらんなさいな。

お茶にするか珈琲にするか。
焼きたてのパンを、どちらの棚から選ぶか。

誰の得にもならない、どうでもいい場面でいいのよ。
むしろ、どうでもいい場面のほうがいいの。
声に出しにくければ、手帳の隅に一行だけでもいいわ。

たったこれだけ。でもね、これが効くのよ。

あなたは人に合わせるのが上手だから、自分の好みの声がいちばん小さくなってしまう。
その声を、日に一度だけ聞いてあげる。
それだけで、人に寄り添うときの足取りが、ずいぶん軽くなるものだわね。

忘れる日があってもいいのよ。
三日坊主で、また思い出したときに始めればそれでじゅうぶん。

◆ こんな季節、こんなとき

台風の近づく日は、なんだか頭が重い、気持ちが落ち着かない――
そんなふうにおっしゃる【二人連れ】の方が多いのよ。
空気の変わり目まで受け取ってしまうのね。

そういう日はね、予定を一つ減らしてしまいなさいな。
うちの黒猫の縁(えん)も、雨の前はまるで置物みたいに縁側で丸くなっているわ。
あの子を見習って、冷たいお茶とクリームあんみつでも。

人に会わない時間も、あなたにはちゃんと栄養になるのよ。

◆ 次のお話

来週の水曜日は、3【三日月笑い(みかづきわらい)】のお話をするわね。

いるでしょう、その人が来ただけで場の空気がふっとほどける方。
あの明るさが、どこから来ているのか。ゆっくりお話ししましょうね。


◆ 12の数字の物語・目次

順番に読まなくてもいいのよ。
ご自分の数の回だけ、のぞいてくださってもいいわ。

1【一番槍(いちばんやり)】
2【二人連れ】← 今日はこのお話
3【三日月笑い】近日
4【四方固め(しほうがため)】近日
5【五街道(ごかいどう)】近日
6【六花むすび(りっかむすび)】近日
7【七色の井戸(なないろのいど)】近日
8【八方繁盛(はっぽうはんじょう)】近日
9【九重の実り(ここのえのみのり)】近日
11【宵の明星(よいのみょうじょう)】近日
22【礎(いしずえ)】近日
33【慈雨の手(じうのて)】近日

ご自分の数の出し方は、おひろめの記事に書いてあるわ。
生年月日の数字をたどるだけよ▼


◆ 縁側からのお知らせ

あなたが生まれ持った数と、今日引いた一枚。
このふたつが重なると、また違うものが見えてくるものなのよ。

・全体運鑑定▼
お申し込みのときに生年月日をお知らせいただけたら、持って生まれた星回りのことも、あわせてお手紙に添えられるわ。

お手紙の形でお届けしますから、その場で急かされることはないの。
おかげさまで、これまでいただいたご感想はどれも★5の評価をちょうだいしているのよ。

それからね、いずれ、数のことをじっくり見るご鑑定も、支度をしているところなの。
整ったら、またこの縁側でお知らせするわね。

◆ おことわり

このお便りはね、あくまで読み物として書いているものよ。
お体のことや、法律や金銭にまつわる大事なご判断は、それぞれのお医者様や専門の方にちゃんと相談してちょうだいね。
私からのお話は、その隣に置いておく湯呑みくらいの位置にいさせてくださいな。

あなたの一週間が、やわらかくほどけていきますように。

東雲みのり


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