明後日から学校が始まる地域が多いわよね。
ランドセルの中身を揃えて、上履きを袋に入れて、給食袋を出しておいて……。
今夜も、まだ手は動いているのかしら。
子どもの夏休みは終わるけれど、あなたはこの夏、一度でも休めたかしら。
気づけば、ずっと誰かのために動いていた。
……そうよね。
今日はそんなあなたに、ちいさな縁側を貸すつもりで、お便りを書くわね。
◆ この疲れは、休まなかったから溜まった
こんなにくたびれているのはね、あなたの要領が悪いからでも、体力が足りないからでもないのよ。
この夏、一度も持ち場を離れられなかったから、それだけのことなの。
朝ごはん、昼ごはん、お三時、晩ごはん。
宿題の進み具合、出かける先の算段、水筒の中身。
ひとつひとつは終わればなくなるものなのに、やらなければ回らないものだったわね。
名前のつかない仕事って、疲れが目に見えないから、いちばん深く沈むものなのよ。
「かわいいのに、しんどい」
そのふたつはね、矛盾していないの。両方本当なの。
それに、疲れたと口にしづらいのも、わかるわよ。
言えば角が立つ相手もいるし、言葉にした瞬間に自分が惨めになりそうで、飲み込んでしまうのよね。
◆ 休むことを、あとまわしにしないで
この暮らしのつらさはね、自分の休みを「全部片づいてから」と、いちばん最後に置いてしまうところから来ているの。
でも、全部が片づく日は、たぶん来ないんだもの。
だから、順番をほんの少し入れ替えるだけでいいのよ。
お子さんを送り出したあと、すぐに片づけを始めないで、10分だけ座ってお茶を飲んでごらんなさいな。
テレビも消して、スマホも伏せて、湯呑みだけを両手で持って。
10分くらい、どこも困らないわ。
その10分は、あなたが自分に返してあげるぶんよ。
◆ 誰も見ていなくても、見ているものがある
記録にも残らないし、誰にも褒められない。
そういう毎日の働きって、なんだか消えてなくなってしまうように感じるものだわね。
でもね、消えていないのよ。
数えられていないだけ。
この夏、あなたがくるくる回してきたものは、確かにあったんだもの。
こういうとき、和風タロットの【お天道様】が顔を出すことがあるの。
「誰も見ていないと思っていても、お天道様はちゃんと見ているものよ」
という札でね。
あなたの働きは、誰にも数えられていないだけで、なかったことにはならないわ。
そう静かに教えてくれるカードなの。
ひとりで抱えて、ひとりで数え忘れなくていいのよ。
◆ これからの流れを、カードに聞いてみませんか
夜、家の中がやっと静かになった時間に、そっとカードを開いてみるのもいいものよ。
・全体運鑑定▼
今のあなたの状態と、これからの流れをまるごと見る鑑定よ。
この忙しさがいつごろゆるみそうか、秋からの暮らしがどう動いていきそうかも、ひととおりお伝えできるわ。
おかげさまで、いただいたご感想はどれも★5の評価をちょうだいしているのよ。
・ご縁のお悩みをじっくり鑑定▼
もし、いちばん近くにいる人との距離のことが、胸のどこかに残っているなら、そのことだけをじっくり見ることもできるわよ。
どちらもお手紙の形でお届けしますから、人がいる時間に無理して話す必要はないの。
みんなが寝静まった夜に、湯呑みを横に置いて、そっと便箋を開いてちょうだいね。
水曜日には、生まれた日から読み解く数秘術のお話も書いているから、よかったらのぞいてみてね。
東雲みのり