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40代、「このままでいいのか」と感じるのは成長の途中かもしれません

仕事にも慣れ、任されることも増えた。家庭や生活も、若い頃とは違う形で落ち着いてきた。それなのに、ふとしたときに「このままでいいのだろうか」と感じることはありませんか。大きな不満があるわけではない。今すぐ仕事を辞めたいわけでもない。でも、以前のように目の前の目標だけを追いかけることに、どこか違和感がある。そんな気持ちを「ぜいたくな悩み」「考えすぎ」と片づけなくてもよいのかもしれません。成人発達理論という、大人になってからの心の成長を考える理論があります。名前は少し難しそうですが、考え方は意外と身近です。■大人の成長は、知識や技術が増えることだけではない私たちは成長というと、資格を取る、仕事ができるようになる、役職が上がる、といった変化を思い浮かべがちです。もちろん、それも大切な成長です。一方、成人発達理論では、物事を見る枠組みそのものが変わることにも注目します。たとえば、以前は「周囲から評価されること」が仕事を頑張る大きな理由だった人が、あるときから「自分は何を大切にして働きたいのか」を考え始めることがあります。上司の期待、会社の常識、家族から求められる役割。それらに応えることを大切にしてきたからこそ、実績や信頼を積み重ねてこられた面もあります。しかし、経験を重ねるうちに、これまで当たり前だと思っていた基準を少し離れたところから眺められるようになることがあります。「期待に応えることは大切。でも、それだけでいいのだろうか」「役職や収入だけでなく、自分が納得できる働き方とは何だろう」こうした問いが生まれるのは、迷いが増えたからだけではありません。自分の人生を、これまでとは違う広さで見
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