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現役営業事務が語る“「コミュニケーションの距離感」③パワハラ”

セラー業務支援室です。私は医薬品メーカーで30年、営業事務として働いています。以前の記事では、飲み会が減ったことによって生まれた“コニュニケーションの距離感の差”を書きました。この距離感の差がもたらす「パワー・ハラスメント」に焦点を当てて書きたいと思います。■平成の上司と部下の関係平成の時代、私が働いていた職場では、若手社員の役割は、自分の担当業務を粛々とこなすことに尽きました。オフィスでも会議でも、若手の意見が聞き入れられることはほとんどなく、そもそも発言権がありませんでした。意見を述べようものなら、「若造・小娘は黙っとけ!」と一喝されるのが常でした。こういう職場に共感してくれる私の同世代は多いと思います。もし何か意見を伝えたいのであれば、無礼講とされる飲み会の席で、上司の機嫌が良いタイミングを見計らって話す──それが当時の常套手段でした。ちなみに、ここで言う“意見”とは報連相ではなく、会社や上司への要望や改善提案のような内容を指しています。飲み会に誘われなければ、意見を伝える機会が得られません。そのため若手は、上司の機嫌を損ねないように立ち回り、時折飛んでくる軽い暴言も上手に受け流しながら仕事をする──そんな“若手の務め”がありました。こうしたやりとりは、今で言う「いじってもらっている」「かわいがってもらっている」という扱いの延長線上にありました。以前の記事でも触れましたが、平成初期は、上司の裁量、つまり部署の予算内であれば経費を使って自由に飲みに行ける時代でしたので、若手社員が自分の給料では到底行けないようなお店に連れていってもらえることも珍しくありませんでした。ですので
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