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第十三章 人生には、意味の分からない出来事が起きることがある

人生には、「どうして、こんなことが起きるんだろう」そう思わず立ち止まってしまう日があります。頑張っているのに、うまくいかない。信じていた人との関係が壊れる。楽しみにしていたことが、突然なくなる。自分なりに一生懸命歩いてきたのに、なぜか目の前の道だけが、閉ざされたように感じる。そんな時、人はつい、「自分は運が悪い」「どうして自分だけ……」と考えてしまいます。でも、少しだけ時間を置いてみてください。その出来事が、本当に「不幸」だったのか。本当に「失敗」だったのか。それは、その瞬間にはまだ分からないのです。宇宙は、私たちの予定通りには動かない私が精霊術を学ぶ中で、何度も考えさせられたことがあります。人間は、「こうなってほしい」という未来を描きます。けれど宇宙は、私たちが描いた予定表通りには動いてくれません。出会いがあれば、別れがあります。光があれば、影があります。喜びがあれば、悲しみもあります。得ることがあれば、手放さなければならない時もあります。これは、バリ島で学んだルワ・ビネダという考え方にも通じています。相反するものは、どちらか一方だけでは存在できない。光だけの世界では、光の意味さえ分からない。だから人生にも、嬉しい出来事だけではなく、苦しい出来事が存在する。都 白龍Master HakuryuFounder of Hakuryu Spiritual Arts※この記事を読んで、何か感じたことや、心に引っかかることがありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。あなたのお話を、ゆっくりお聞かせください。
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第十四章 宇宙はすぐには貴方に答えをくれない

「失った」と思った場所から始まること・・・昔の私は、失うことを恐れていました。大切なものを失えば、人生は悪い方向へ進んでしまう。そう思っていた時期もあります。けれど、長く人の心と向き合っていると、不思議なことに気づきます。人は、失ったものによって成長することがある。別れによって、本当に大切な人に気づくことがある。挫折によって、自分の本当の道を見つけることがある。断られたことで、別の扉が開くことがある。そして、「あの時は最悪だった」と思っていた出来事を、何年か後になって、「あれがあったから、今の自分がいる」と振り返ることがあります。運命は、その瞬間だけでは読めないのだということ。精霊術の世界では、目の前に現れているものだけを見て、すべてを判断することはしません。今は見えていない流れがあります。今はまだ出会っていない人。まだ訪れていない場所。まだ経験していない出来事。そして、まだ自分自身が知らない「これからの自分」。それらが一本の流れとなって、未来を形づくっていきます。だから私は、「今、うまくいっていない」というだけで、「自分の人生は失敗した」とは考えません。まだ途中だからです。物語の途中にいる人間には、結末を見ることができません。だから、今つらいあなたへもし今、何をしてもうまくいかない。何かを失ってしまった。自分の未来が見えない。そんな場所にいるのなら、どうか、今だけを見て、自分の人生に「不幸」という判決を下さないでください。その出来事が、何を意味するのか。それは、これから先の人生を歩いてみなければ分かりません。もしかすると、その出来事があなたを本当の人生へ向かわせる最初の合図だ
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