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第42話 親が話したがらない時の進め方

第41話では、親に終活の話を切り出す時は、「終活しよう」と正面から言うよりも、「もし何かあった時に私が慌てないように、少しだけ教えておいてほしいことがあるんだけど」というように、急な入院や家族の安心を入口にすると話しやすい、とお伝えしました。それでも、親が話したがらないことはあります。「そんな話はしたくない。」「まだ早い。」「縁起でもない。」「自分のことは自分でやる」「子どもに心配してもらう必要はない。」こう言われると、子ども側は困ってしまいます。「このままで本当に大丈夫なのだろうか?」「何かあった時、結局私たちが困るのに...。」そう思うほど、何とか説得したくなります。しかし、ここで大切なのは、「親を説得することをゴールにしないこと」です。終活や介護準備は、親を言い負かして進めるものではありません。親の気持ちを尊重しながら、家族としてできる準備を少しずつ増やしていく。そのくらいの距離感の方が、結果的にうまく進むことがあります。「話したくない」には理由がある親が終活や介護の話を避ける時、「危機感がない。」「頑固だ。」と思ってしまうかもしれません。でも、その背景にはさまざまな気持ちがあります。自分の老いを認めたくない。認知症や介護を想像するのが怖い。子どもに迷惑をかけたくない。財産のことを聞かれるのが嫌だ。自分の生活に口を出されたくない。死について考えるのが怖い。まだ自分で何でもできるという自負がある。こうした気持ちは、決して珍しいものではありません。だから、「必要なんだから話そう。」と押してしまうと、親はさらに防御的になります。まずは、「話したくない気持ちにも理由がある。」と理
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