京都の夏の記憶|送り火、それぞれの想い
私は以前、二拠点生活をしていて京都でも暮らしていましたその頃、家の近くの路地から五山の送り火を見ていました暗い山に「大」の文字が灯り少しずつ、浮かび上がってくる家の前にイスを出してうちわを片手にじっと送り火を見つめるおばあさんお母さんと手をつないで送り火を見つめる親子会社帰りの人も足を止めて送り火を見つめていました年齢も、暮らしも違う人たちが同じ路地から同じ送り火を見つめているきっと、それぞれの思いを抱えて見ているんだろうなと思いましたそして、送り火が終わると夏も終わり少しずつ秋の気配を感じ始める夏を見送り、誰か大切な人を見送り、また次の季節を迎える
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