京都の夏の記憶|送り火、それぞれの想い

京都の夏の記憶|送り火、それぞれの想い

記事
コラム
私は以前、二拠点生活をしていて
京都でも暮らしていました


その頃、家の近くの路地から
五山の送り火を見ていました


暗い山に「大」の文字が灯り
少しずつ、浮かび上がってくる


家の前にイスを出して
うちわを片手に
じっと送り火を見つめるおばあさん



お母さんと手をつないで
送り火を見つめる親子



会社帰りの人も
足を止めて
送り火を見つめていました



年齢も、暮らしも違う人たちが
同じ路地から
同じ送り火を見つめている



きっと、それぞれの思いを抱えて
見ているんだろうなと思いました



そして、送り火が終わると
夏も終わり



少しずつ
秋の気配を感じ始める



夏を見送り、
誰か大切な人を見送り、
また次の季節を迎える


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