相手はエスパーではない
「言わなくても分かってほしい」で、苦しくなっていませんか?言わなくても、これくらい分かってくれるよね。普通は気づくよね。私なら、こうするのに。そう思っていたのに、相手がまったく気づいてくれない。すると、「なんで分からないの?」「私のこと、大事じゃないのかな」と、どんどん悲しくなってしまう。でも実は、相手が冷たいというより、こちらの期待が“言葉になっていない”だけ、ということもあります。人は、自分の中では当たり前のことを、相手も同じように感じていると思いがちです。「これくらい言わなくても分かるよね」という気持ちが、いつの間にか「察してほしい」に変わっていく。そして察してもらえないと、「分かってくれない人」という評価に変わってしまう。でも相手からすると、そもそも何を求められていたのか、知らないこともあるんですよね。期待することが悪いわけではありません。ただ、期待は、伝えないままだと勝手に育ちます。そして大きくなった期待ほど、外れた時のダメージも大きい。「分かってくれるはず」より、「私はこうしてもらえると嬉しい」と伝えた方が、ずっと人間関係はラクになります。相手の気持ちを読むより、自分の希望を自分で言葉にする。それだけで、無駄に傷つかなくなることって、意外と多いんですよね。私は寂しかった。私はショックだった。私はこうしてほしかった。相手を責めたくなった時こそ、少しだけ勇気を出して、「私はこう感じたよ」と伝えてみる。その一言で、すれ違いがほどけることもあります。
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