「両思い確定」じゃない。「聖杯の2」が出たとき、二人のあいだで静かに始まっているもの
こんばんは、月詠ソラです。小アルカナに移ってから2枚目、今夜は「聖杯の2」というカードの話をしにきます。もしあなたが、・そっけなかったはずのあの人から、最近は前より少し柔らかい言葉が返ってくることがある・「聖杯の2が出たら両思い確定」と聞いて、期待していいのか怖くて確かめたくなっている・気持ちが通じ合い始めている手応えはあるのに、それが自分の願望なのか本物なのか自信が持てない・こちらが差し出した分だけ、ちゃんと同じだけ返ってきているのか分からず、宙ぶらりんな気持ちでいるそのどれかに心当たりがあるなら。今夜は少し、このカードに付き合ってみてください。■「聖杯の2」は恋愛占いで「両思い確定・運命の相手のサイン」と誤解されやすいカードですタロットの「聖杯の2」は、向き合う二人が、互いに同じ高さまで杯を掲げ合っている絵柄です。二人の頭上には、羽の生えた獅子の頭と絡み合う二匹の蛇――ヘルメスの杖と呼ばれる紋章が浮かんでいます。まるで誓いの盃を交わすような構図から、恋愛占いでは「これが出たらもう両思い確定」「運命の相手が見つかったサイン」という、断定的な読みをされがちです。ですが実際にカードを引いて視てみると、必ずしもそう言い切れる話ではありません。■ 聖杯の2が伝えているのは、確定した相思相愛でも、運命の証明でもありませんこのカードでいちばん目を引くのは、二つの杯が寸分たがわず同じ高さに掲げられているという点です。どちらか一方が多く注いでいるわけでも、片方だけが背伸びして手を伸ばしているわけでもありません。最近あの人から返ってくる言葉が少し柔らかくなっているとしたら、それは偶然というより
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