「日本の医療現場における研究で解決するべき問題·課題」順天堂大学保健医療学部学校推薦2025年
(1)問題以下の文章を読み、問1)~問2)の設問に答えよ。① 『研究をしようと志す若い人たちにとって、多くの場合、実際に研究をする最初の場所が大学院でしょう。ところが、「大学院で何をやるのか」を正しくイメージできる大学生は案外少ないようです。② 「高校や大学まで、基本的には教科書や参考書を勉強し、章末についている練習問題を解いて、学習した知識や考え方をマスターするという「勉強」を続けてきた。大学院でやることも、その延長線上だろう。大学院でやることは、たとえば洋書の難しい専門書をたくさん読んで知識を吸収し、練習問題をたくさん解いて、まさに「博識」と言われるようになることだ」と、このように漠然と想像している大学生が少なくありません。③ まったく違います。大学院は「勉強」するところではなく、「研究」するところです。それは組織の名前を見ればわかります。私が所属している組織は、大学生向けには、「理学部物理学科」ですが、大学院生向けには、「大学院理学系研究科物理学専攻」といいます。大学の「学部·学科」は勉強するところですが、大学院の「研究科·専攻」は、文字通り、特定の専門分野で研究するところです。④ それでは、「勉強」と「研究」は何が違うのでしょうか。勉強とは、答えのわかっている問題や課題を考えることです。先人たちがすでに考えた課題や解いた問題をもう一度自分でやってみて、知識体系である学問を学ぶことです。これに対して、研究とは、答えのわかっていない課題を考えることだと言えます。ときには、答えがあるのかどうかさえわかっていない課題、あるいは、考える意味があるのかどうかさえわからない課題を考え
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