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人は、なぜ群れたくなるのか?

一人が怖いと感じるのは、あなたが弱いからじゃない。「このまま一人だったらどうしよう。」そんな不安が突然押し寄せてくることはありませんか?独身老後への不安。休日に一人で過ごす寂しさ。周りが家族や友人と楽しそうに見えて、自分だけ取り残されたような気持ちになることもあるかもしれません。でも、その不安は、あなたが弱いからではありません。人は昔から、仲間と群れて生きることで命を守ってきました。一人になることは、危険と隣り合わせだった時代が長く続いていたため、「一人=不安」と感じる仕組みが、私たちの心の奥には今でも残っています。だから、一人でいることが怖く感じるのは、ある意味とても自然な反応なのです。でも、その不安に飲み込まれてしまうと、「誰でもいいからそばにいてほしい。」「寂しいから無理な人間関係でも我慢しよう。」そんな選択をしてしまうことがあります。だからこそ、まず最初にやってほしいことがあります。それは、心の中に溜まった不安や寂しさを、誰かに話したり、紙に書いたりして吐き出すこと。心のデトックスです。不安を外に出してあげるだけでも、心には少しずつ余白が生まれます。そして、その余白ができたら、「私は何をしている時が心地いいんだろう?」「どんな時間なら一人でも満たされるんだろう?」そんなふうに、自分自身と向き合ってみてください。好きなカフェに行く。散歩をする。本を読む。旅行の計画を立てる。夢中になれる趣味を見つける。そんな小さな喜びを少しずつ増やしていくことで、心の中の「不安」の割合は、少しずつ小さくなっていきます。一人だから不幸なのではありません。自分で自分を満たせる時間が増えるほど、
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叶った願いを、見落としていた。

街を歩いていると、仲の良さそうな夫婦やカップルを見かけることがあります。そんな時、「いいなぁ。」「私には、あれがない。」そう思ってしまうことはありませんか?誰かが隣にいてくれたら安心できる。誰かが私を選んでくれたら幸せになれる。私もずっと、そんなふうに思っていました。でも、ある日ふと気づいたんです。「私、ないものばかり見て、悲劇の主人公を演じようとしてるのかも」と。パートナーがいない。家族がいない。頼れる人がいない。そんなふうに「ないもの」を数え始めると、今ここにあるものが、まるで見えなくなってしまいます。一人で好きな場所へ旅行に行けること。自分のペースで暮らせること。誰にも気を遣わず、好きな時間に眠って、好きなことに挑戦できること。実は昔の私は、「こんな自由な暮らしができたらいいな。」そう願っていました。なのに、その願いが叶った途端、今度は「パートナーがいない。」という新しい不足を探し始めていたんです。しかも、別に欲しかったわけでもないのに。人の心って、本当に不思議です。手に入っていないものは輝いて見えて、手に入ったものは、あっという間に当たり前になる。だから、ときどき自分に聞いてみたい。「私は、本当に不足の中にいるの?」それとも、「もう、望んでいた世界の中にいるの?」その問いを自分に向けた時、私は気づきました。安心は、誰かが運んできてくれるものじゃなかった。ずっと、自分の足元にあったんです。幸せは未来からやって来るものではなく、今ここにあるものに気づいた瞬間から、静かに始まっているのかもしれません。
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