キャリアの見つめ方|定年後のキャリアは、もう「他人事」ではない時代に
こんにちは。2級キャリアコンサルティング技能士|合同会社たお代表の工藤でございます。今日のテーマは、定年後のキャリアは、もう「他人事」ではない時代にキャリアコンサルタントとして日々ご相談を受ける中で、50代の方から「自分の定年後のことなんて、考えたこともなかった」という声を耳にすることがあります。お子さんの就職活動が近づいてくると、多くのご家庭では「子どもの将来」に意識が向きがちです。けれど実は、同じタイミングで「親自身の定年後のキャリア」も、静かに動き出しているような気がします。そのため、お子様のファーストキャリアと、親御さんのセカンドキャリアの準備は平行して進めていく必要があろうかと思います。今日は、定年後のキャリアを取り巻く制度や市場の変化を整理しながら、ちょうどお子様の就職活動を横目に見守っている親御様世代に対しても、今、何を準備しておけるのかについて書いてみたいと思います。65歳までの雇用確保が「義務」になった2025年4月から、高年齢者雇用安定法の経過措置が終了し、企業は65歳まで継続雇用を希望する従業員すべてを雇用する義務を負うようになりました。中小企業でも大企業でも、65歳までの高年齢者雇用確保措置を実施済みの割合はほぼ100%に達しているそうです。つまり、「定年」という言葉の意味そのものが、少しずつ変わってきているのだと思います。60歳はもう「働き終わりの年齢」ではなく、「働き方が変わる年齢」になりつつある、という理解で合っているような気がします。収入は、想像より下がるここで気になるのが、再雇用後の収入です。国税庁の令和6年分民間給与実態統計調査によると、60
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