キャリアの歩み方|「弱み」の再定義。それは、克服するものではなく、向き合うもの
面接では強みの一方で、以下のように訊かれる場面もしばしばあります。「あなたの弱みは何ですか?」多くの人は、この質問にどう答えるかで頭を悩ませます。弱みは、隠すべきもの、あるいは早く克服しなければならないもの——そんな風に捉えている方が多いように思いますが、いかがでしょうか。でも、私は少し違う見方をしています。「できたこと」「できていたこと」は、その日限りの「出来事」私たちは日々、「できたこと」「できていたこと」ということに、つい目を向けがちです。もちろん、それ自体は悪いことではありません。ただ、私にとって「できていること」「できたこと」は、突き詰めれば、その日その日の単なる「出来事(=出来た事)」に過ぎません。その日の記録ではあっても、それ自体が必ずしもすべてその先の未来の自分の自己成長を保証し続けることでもないと思っています。本当の成長は、むしろその逆——毎日「できていないこと」に、どれだけ目を向けられて、それをできるに変えられるかにあると、私は思っています。私たちは、無意識に3〜5年先の自分と比べている人は、日々の生活の中で、無意識のうちに3〜5年ほど先の自分を思い描いているように感じます。「これができて当たり前」「なんでこんなことができないのか」——そうした自責の感情は、実は、今の自分ではなく、その先にいるはずの自分と、無意識に比べてしまっている、もしくは、今までの出来事(=出来た事)に固執して過去の自分に留まったままにしまっているからこそ生まれてくるのではと思いますが、いかがでしょうか。でも、よく考えてみると、これは少し不思議な比べ方のようにも思えます。今、目の前にいる
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