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【介護士の独り言】「仕事が早い=良い介護士」という大いなる勘違い

​私は今、管理職を引退して現場の介護士として働いていますが、昔も今も変わらず、介護現場では常に「効率」が求められます。人手不足で忙しい現場だからこそ、効率を意識することはもちろん大切です。​しかし、現場には必ずこんな勘違いをする人が現れます。「効率的に仕事をこなせる人=優秀な介護士だ」と。​そう思い込んだ介護士は、とにかく効率だけを最優先し、自分中心のペースでケアを進めるようになります。入居者様のペースは無視され、安全性がおろそかになっていく。​そしてタチが悪いことに、そういう介護士に限って、「かわいそう」という言葉を使って自分の手抜きを正当化するのです。​「夜中に起こしてオムツ交換するのはかわいそうだから、やらなくていいよね」「長湯させるのは体力が奪われてかわいそうだから、サッと上がらせよう(お風呂業務を早く終わらせたいだけ)」​本人はそれが施設や周りのスタッフのため(=正義)だと思い込んでいるので、やたらと強気です。そして、楽をしたい他のスタッフもそこに同調していきます。​断言しますが、おおよそ虐待などの悲しい事件が起こる施設というのは、「業務を早くこなせる人=仕事ができる人」という評価をしている施設です。​介護における「効率のメリハリ」をつけているか?​効率ばかりを優先すると、目の前の入居者様へのケアが雑になります。かといって、一人の入居者様だけに付きっきりになると、他の入居者様への対応がおろそかになり、施設の1日の流れが崩壊します。​では、どうすればいいのか?大切なのは、介護業務を「効率化できる部分」と「絶対に効率化してはいけない部分」にきっちり分けることです。​⭕ 効
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