スピリチュアルにおける『目覚め』を、スプレッド【禁断の魔筆】で占った話
スピリチュアル業界でよく耳にする「目覚め」という言葉。「悟り」と同一視されがちだが、その実態は曖昧なままだ。「目覚める」ことで得られるものは、人生の好転や成長とされ、なかには富を引き寄せるといった話もある。何かと万能感を煽りがちな印象を受ける。私は、物事はタロットと同じく、表裏一体であるのが基本だと思っている。バランスが大事で、行き過ぎればどんなものも毒となる。ただ、これは私の主観に過ぎない。主観の目が偏っていれば、現実の観察にもそれだけ歪みが生じる。前置きはここまでにしておこう。だからこそ今回は、できるだけ中立な視点から、この「目覚め」という概念をタロットで観察し、現状を言語化することにしたい。ただし、あらかじめ断っておきたいことがある。「中立」とは、結論をあらかじめ決めないという意味であって、出てきた構造がたまたま厳しいものになった場合にそれを和らげるという意味ではない。カードが示す構造をそのまま追った結果、批判的な着地になることもあれば、肯定的な着地になることもある。今回がどちらに転ぶかは、展開してみるまで私にも分からなかった。タロットの考察とともに、その軌跡をお届けしたいと思う。スプレッド「禁断の魔筆」について名作RPG『ウィザードリィ』シリーズ第6作目『Bane of the Cosmic Forge』に登場する、書いたことが現実になるという「禁断の魔筆」が由来となっている。このスプレッドは、時間軸を排除し、概念の構造を客観的な視点と力学から捉え、言語化する占法である。特に、「概念を現実化する」という部分に重点を置いている。なお、①誤解・③弱化・⑤強化という位置名自体
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