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仕事を断れず、抱えすぎてしまうあなたへ ―― 手が回らない夏の夜に読む手紙

夏本番が近づいて、暑さと忙しさで心も体もくたくたになりやすい季節ね。今日もあなたは、両手いっぱいに仕事を抱えて、一日を終えたんじゃないかしら。気づけば、自分ばかり仕事を抱えている。断ればいいのに、つい「大丈夫です」と言ってしまう。……わかるわよ。今日はそんなあなたに、そっと寄り添うお話をさせてちょうだいね。◆ 頼まれると断れないのは、あなたが誠実だから仕事を断れないのはね、気が弱いからじゃないの。人の役に立ちたい、迷惑をかけたくないという、あなたの誠実さがそうさせているのよ。頼られること自体は、あなたにちゃんと力がある証よ。それは胸を張っていいの。でもね、その優しさに、まわりが少し甘えてしまう場面も出てくるものなのよね。「あの人に頼めばやってくれる」と、便利屋のように扱われてしまう。頼りにされるのはうれしいのに、どこかで消耗してしまう。……そのやるせなさも、ちゃんと本物の疲れよ。◆ 「全部引き受ける」を、そっと手放してみて「断ったら迷惑をかける」「嫌われるかもしれない」そう思うから、キャパオーバーだとわかっていても引き受けてしまうのよね。でもね、その思い込みが、あなたを追いつめている面もあるのよ。断ることは、相手を拒むことではないの。あなたの手を守る、大事なひと言なんだもの。手一杯のまま引き受けたお仕事より、余裕を持って向き合ったお仕事のほうが、結局はよいものになるものよ。それは相手にとってもいいことなんだから。全部でなくていいの。「今回は難しいわ」と言える余白を、ほんの少し持ってみてちょうだいね。頼まれたとき、すぐに「はい」と答える前にね、ひと呼吸おいて、心の中でこう聞いてご
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