悩んだ日は、日記をつけてみる
悩んでいるときほど、頭の中だけで考え続けてしまうことがあります。「もう整理できた」と思っていても、気づけば同じところをぐるぐるしている。しかも悩みというのは、不思議と「自分に足りないこと」や「自分の至らなさ」にばかり光を当ててしまいます。ひとつ不安を片づけても、また次の不安が出てくる。ひとつ反省しても、また別の反省点が見つかる。そうしているうちに、頭の中が少しずつ、自分を責める言葉でいっぱいになっていくことがあります。そんなときに試してみてほしいのが、日記です。日記といっても、立派な文章を書く必要はありません。その日にあったことを、ほんの一行だけ残す。できたこと、目に留まったこと、少しだけ気持ちがゆるんだこと。おいしかったもの、誰かに言われて嬉しかったひと言、予定通りにできた小さなこと。それくらいで十分です。不思議なもので、書き続けていると、少しずつ「今日の目玉」を探すようになります。今日は何があっただろう。何を残しておきたいだろう。未来の自分に、今日の自分から何を渡しておこう。そんなふうに考え始めると、日記はただの記録ではなくなります。その日を、少しだけ大切に扱うための小さな箱になります。もしこれから始めるなら、「3年手帳」のようなものもおすすめです。今年の今日、来年の今日、再来年の今日が、同じページで見られる手帳です。去年の自分が何をしていたのか。今日の自分は何を感じているのか。来年の自分は、これをどんな気持ちで読むのか。そう考えると、日記は未来の自分への小さなメッセージになります。続けていくうちに、少しずつ視点が変わってきます。「今日は何を書こう」から、「明日は何を残した
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