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小さな「うれしい」を、そのまま受け取れていますか

導仁です。一日の終わりに、ふと振り返ってみると。「今日も何もなかったな」と思いながらも、よくよく思い出すと、ほんの少しうれしかった瞬間が紛れ込んでいることがあります。予定どおりにはいかなかったけれど、ひとつだけ片づいた仕事。思ったより冷たくなかった上司や同僚の言葉。買ったコーヒーが、いつもより少し好みの味だったこと。それでも私たちは、そうした小さな「うれしい」を「こんなの、たいしたことない」と流してしまいがちです。喜びという感情は、本来とてもシンプルです。「自分にとって大事な何かが、少し満たされたとき」に、心の中に灯る反応です。うまくいってほしいと思っていたことが、思ったよりうまくいった。気になっていた人との距離が、ほんの少しだけ近づいた。自分の大事にしたい価値に、ちょっとだけ沿えた。そういう瞬間に、体の中では「安心」「ほっとする」「うれしい」といった感覚が、じわっと広がっています。でも、頭の中にはしばしば別の声があります。「この程度で喜ぶなんて、まだまだだ」「もっとできている人もいるのに」「こんなので満足していたら、成長できない」その声に押されて、心に生まれた喜びを、きちんと受け取る前に手放してしまうことがよくあります。小さな「うれしい」を受け取り損ねてしまうのは、誰かの成果と比べてしまったり、理想の状態と照らし合わせて「まだ途中だ」と感じたり、「喜びよりがんばりを優先するべきだ」と思ってきた時間が長かったりするからかもしれません。どれも、適当でいたくない、ちゃんとしていたい、誰かをがっかりさせたくないという、まじめさの裏側にあるものです。だからこそ、小さな喜びほど、見過ごさ
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