【うつ病・繊細さん】「大丈夫」が言えなくなる前に—男性がメンタルの不調を表に出しにくい理由
「男性は弱音を吐かない。」そんなイメージを持っている人は多いかもしれません。実際に厚生労働省の統計では、自殺で亡くなる人は長年にわたって男性のほうが女性より多い状況が続いています。一方で、SNSでは「メンヘラ」という言葉が女性に対して使われることが多く、心の不調は女性のほうが目立つような印象を受けることもあります。しかし、本当にそうなのでしょうか。私は病院のグループワークや作業所などでさまざまな方と関わる中で、「男性は苦しみを表に出しにくい」と感じる場面が何度もありました。❇️「男だから」が心を縛る男性は幼い頃から、「男なんだから泣くな。」「しっかりしろ。」「弱音を吐くな。」と言われて育つことが少なくありません。もちろん、強く育ってほしいという願いからの言葉だったのでしょう。ですが、その言葉を繰り返し聞いているうちに、「つらいと言ってはいけない」「助けを求めるのは恥ずかしいことだ」という考えが心の奥に根づいてしまうことがあります。その結果、本当は苦しくても、「まだ頑張れる」「自分が我慢すればいい」と無理を重ねてしまうのです。❇️「相談できない」のではなく「相談する経験が少ない」女性同士では、「最近疲れた」「ちょっと落ち込んでいる」と気持ちを共有する機会が比較的多いように感じます。一方で男性同士は、仕事や趣味の話はできても、自分の心について話す機会はあまり多くありません。そのため、不調を感じても一人で抱え込み、誰にも相談できないまま時間が過ぎてしまうことがあります。私は実際に、最初は「大丈夫です」と笑っていた男性が、少し信頼関係ができてから「実は眠れない日が続いています」「毎日つ
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