「かわいそうな私・あいつのせい・誰か何とかして」の不幸の3原則から抜け出し、人生の主導権を取り戻す方法
先日、ある講演会で非常に印象的な母娘に出会いました。その講演会の中で相談コーナーがあったのですが、その時の母親からの相談内容が、見事なまでに「自己憐憫(かわいそうな私)」「責任転嫁(あいつのせい)」「依存心(誰か何とかして)」という、【不幸の3原則】に満ちたものだったのです。さらに切ないことに、同席していた娘さんもその考え方をそっくりそのまま受け継ぎ、母娘で深い「共依存」の負のスパイラルに陥っていました。このように、無意識のクセにどっぷりはまってしまうと、他人が外からいくらアドバイスをしても届きません。本人が「自ら気づいて、自ら動く」しか脱出ルートはないのです。では、この強力な不幸の3原則から抜け出すには、一体どうすればいいのか?今回は「脳の仕組み(クセ)」と「心のエネルギー(意識)」の2つの観点から、分かりやすくそのステップを紐解きます。1. 脳の仕組みから見る:脳が感じる「おトク感」のワナなぜ人は、自分を不幸にする「かわいそうな私」や「あいつのせい」をやめられないのでしょうか?実は人間の脳には、「一見、不幸に見える状態を『おトク』だと勘違いしてしまう」という厄介な性質があるからです。「被害者」でいることの隠れたメリット他人のせいにしたり、自分が被害者だと訴えたりしているとき、脳は一時的にスッキリして、ある種の「快感」を感じています。「私は悪くない」と思える: 自分のダメな部分と向き合わずに済むのでラク。同情してもらえる: 周りが優しくしてくれたり、構ってくれたりする。自分で決めなくていい: 依存していれば、失敗したときに「あの人のせい」にできる。脳は本能的に「ラクをしたい生
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