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ノリで決めないでおくことも、ちゃんとした選択

導仁です。朝、スマホを開くと、「勢いで決めました」「思い切ってやってみました」という言葉が、たくさん流れてきます。転職しました。引っ越しました。独立しました。それを見ていると、昨日まで同じ場所で迷っていた自分が、急にすごく古くさくて、弱々しい存在に思えてしまうことがあります。「私は、何も決められていないな」「やっぱり、飛び出す勇気が足りないのかな」そんなふうに、自分に小さくダメ出しをしながら始まる朝も、きっと少なくないはずです。でも、昨日のあなたは、勢いで「えいや」と決めてしまわなかった。そのことを、すぐに「また守りに入ってしまった」とか「やっぱり自分は変われない」とか、マイナスな言葉でまとめてしまう前に。一度だけ、「ノリで決めなかった自分」を、別の角度から見てみてもいいのかもしれません。勢いで決めることには、たしかに力があります。悩み続けて足踏みしていた状況を、一気に動かしてくれることもある。人生の大きな転機として、思い出に残る瞬間になることさえあります。でも同時に、その「勢い」が、自分の本音よりも大きくなってしまうこともあります。本当はまだ、そのステップに心が追いついていないのに、周りの空気や「今だよ」というムードに押されて、自分のペースを置き去りにしてしまうこともある。そんな中で、昨日のあなたは、ノリに乗らなかったのです。ノリで決めないというのは、何も決めていないのではなく、「自分の感覚が追いつくまで待つ」という選択です。少し怖かったり、少しうらやましかったり、少しだけ置いていかれる気がしながらも、その気持ちごと抱えたまま、立ち止まってみる。それは「変わることを拒んだ」の
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