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衝撃的な生き物

遠い昔、お付き合いしていた彼の妹を紹介されました。初対面なのに目も合わせない。「あなたが大嫌いです。」そんなオーラを全身から放っている人でした。何かしたならまだわかる。でも理由は「兄の彼女だから」。一人っ子の私には、その感情がまるで未知の生き物でした。その後、私は彼と結婚し、その未知の生き物は「小姑」という肩書きを手に入れます。私の悪口で姑と盛り上がり、一言話せば嫌みがおまけについてくる。ある日、『親の介護はしてもらいたいけど、財産は一円も渡したくない。』義妹がそう言っていたそうです。そして、その話を姑は、私もいる前で夫に話していました。正直、なぜその場でその話をする必要があったのか、今でもわかりません…。安心してください。義理の両親の財産は、
嫁の私には一円も入りません。それに義両親は家もなく、息子と同居しなければならない状況なのに、財産って何?小姑が私を嫌っていることわざわざ伝えなくてもわかってますよ。…そう言いたかったけれど、
私は黙っていました。嫌味ではない言葉でさえ、当時の私には、なにもかもが嫌味に聞こえてしまっていたのです。買い物にいって、夫がカゴにいれたみかん。私が選んだものでないのに「息子はSサイズが好きなんだから以後気をつけて」と、姑から注意され、とりあえず謝りました。こんな些細なことまで、心に刺さっていました。その後、離婚して、その惑星から脱出しました🎉あの人たちは、もう私の人生には登場しません。めでたし、めでたし。それなのに、不思議なくらい当時の感情だけは今でも鮮明に残っています。来世でも覚えているかもしれません。笑傷って、相手が消えたからといって、一緒に
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招かれざる嫁

結婚すると、家族が増える。そう思っていました。実際に増えたのは、登場人物だけでした。私の存在だけ、なぜかエンドロールにも載っていない透明キャラクター状態...兄が大好きな妹さんは、初めて会った日から目を合わせてくれません。「あれ? 私、最新の透明マントでも着てきたかな?」と思うほどの見事なスルーっぷり。当時の私は、彼の妹に好かれようと必死でした。プレゼントを渡したり、空気を読んだり、機嫌をうかがったり。笑顔で心の器が広い人を装ったりまるでRPGで好感度イベントを必死に回収する主人公。でも、いくら経験値を積んでも「好感度ゼロ」の表示は変わりませんでした。HSP気質の私は、言葉にされなくても伝わる空気を敏感に拾ってしまいます💦「私のことが嫌いでたまらないのね」そんな空気は、冬の北風より遠慮なく吹いていました。忘れられない出来事があります。私の両親が家に遊びに来た日のこと。その目の前で、妹さんは床に寝転びながらお兄ちゃんとじゃれ始めました。小学生なら微笑ましい光景かもしれません。でも、その時ふざけ合っていたのは、二人とも30歳を過ぎた大人でした。母は静かにその様子を見ていましたが、帰り道でぽつりと一言。「……なんだか不思議なお家ね」その言葉に、私は救われました。自分だけがおかしいと思っていた世界を、外から見た人も同じように感じていた。それだけで、心の荷物が少し軽くなったのです。一人っ子の私は兄妹の距離感が分からず、「こんなものなのかな」「私の考えすぎかな」と何度も自分を疑いました。兄妹仲が良いこと自体は素敵なことです。でも心の中では、ブラックな私が小さくつぶやいていました。「そんなに
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