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相合傘 〜いくつもの思い出〜

傘の日。傘の考察…いかにも面白くない予感だ。尺の関係で(そんなのあるの?)前半を無理に追記した。“相合傘”まで飛ばして構わない。(伏線を見逃しちゃうケド)雨傘たまに新調するととても気分が良いしかし私は新調した傘を何度も何度も初めて使用した日に失くしている。忘れるか盗まれるかこれは…あの傘の呪いなのか…日傘最近は男も持ってるとか。男性っぽいデザインなら良いが。正直男性っぽいデザインならブラもアリだ。兄ちゃんブラザー姉ちゃんブラジャーのブラね。鎧の胸当て風ブラとか良さげ。「今日は大勝負だ」っていう仕事前に装着。背筋ピーン。でもワイシャツだと透けちゃうか…(イヤん♡)番傘修学旅行のお土産。男子がつい買っちゃう木刀よりは、少し人気薄か。いつか和服で番傘をキメてみたい。傘をばっと振り上げると柄の部分が仕込み刀!刺客を切り捨て落ちてきた傘は刀にシャキーンと収まる。煙管の煙を残し去ってゆくいやさか。(座頭市好きなんよ)核の傘傘に入ってるつもりの日本。松茸の傘開くと価値が下がる。昔、近所に松茸採りをしている方がいて傘の開いたやつを5本ぐらいいただいた。焼いて裂きながら食す。香りと食感…たまらん折りたたみ傘キレイに畳んでケースにシュルっと収めるとなんか気持ちイイ相合傘いくつもの思い出✼••┈┈••✼••┈┈••✼傘の柄で好きな子のランドセルや手さげカバンを引っ掛ける「コラ!いやさか君!」(わかってるよ!傘の使い方ぐらい!)✼••┈┈••✼••┈┈••✼「俺、傘二つあるから。」と言ってずぶ濡れで帰った日。✼••┈┈••✼••┈┈••✼「いやさか君!傘入っていきなよ」今まであまり意識していなかった先
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二人で並んで歩いていることが嬉しい。

放課後の教室を出て、昇降口へ向かう途中、窓の外が少し暗くなっていることに気づいた。さっきまで差していた夕陽は、厚い雲に隠れ始めている。「雨降りそうだね」陽菜が言う。凪も空を見る。確かに朝は晴れていたのに、いつの間にか雲が増えている。校門を出た頃だった。ぽつ。小さな雨粒。そして、もう一粒。「あ」陽菜が空を見上げる。次の瞬間、雨が少しずつ強くなり始めた。「急にきたね」陽菜が鞄から折りたたみ傘を取り出す。ぱっと開く。そして、何の迷いもなく言った。「入る?」凪の心臓が跳ねる。「え」「風邪ひくよ」陽菜は当たり前みたいに言う。凪は頷くしかなかった。傘に入る。距離が近い。近すぎる。肩が触れそうになる。雨の音が聞こえる。車の音も。人の話し声も。なのに、凪の耳には、自分の心臓の音ばかり響いていた。「狭くない?」陽菜が聞く。「だ、大丈夫」全然大丈夫じゃない。でも、そう言うしかない。陽菜は少し笑った。その横顔を見た瞬間、凪は慌てて前を見る。雨は少しずつ強くなっていく。道端には、紫陽花が咲いていた。青。紫。雨粒をまとって、静かに揺れている。凪は思い出す。紫陽花は、ひとつの色じゃない。青にも見える。紫にも見える。見る場所によって、少しずつ違う。今の気持ちも、少し似ている気がした。友情なのか。憧れなのか。安心なのか。恋なのか。まだ分からない。でも、ひとつだけ分かることがある。二人で並んで歩いていることが嬉しい。この時間が終わってほしくない。その気持ちだけは、昨日よりもはっきりしていた。雨音が少し強くなる。紫陽花が揺れる。その時だった。陽菜がふと前を向いたまま言う。「ねえ」凪の胸が跳ねる。「ん?」少しだけ沈
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