第十二章 宇宙感とバリ精霊術伝承アコライトについて
〜アコライトへの誘い、未来の光を共に灯すために〜ここまで、白龍精霊術の歩みと、私自身が辿ってきた道をお読みいただき、ありがとうございます。祖母から受け継いだ祈り。バリ島で学んだ精霊術。人との出会い。宇宙の法則。そして、白龍バリ精霊術という一つの道。それらは決して別々の出来事ではなく、一つの流れとして今日まで続いてきました。しかし今、私が最も大切に考えていることがあります。それは、この学びを未来へと繋いでいくことです。知識は、本の中だけでは生き続けません。技法も、一人の中だけではやがて失われます。けれど、人から人へ。心から心へ。祈りから祈りへ。その想いが受け継がれていくとき、学びは新しい命を宿します。だから私は、「アコライト」という存在を大切にしています。アコライトとは、特別な能力を持つ人ではありません。人の悲しみに耳を傾けられる人。自然や命に感謝できる人。学ぶことを楽しめる人。そして、自分自身を磨き続けたいと願う人。そのような心を持つ人こそが、白龍バリ精霊術の未来を支える存在だと私は信じています。宇宙を見上げると、無数の星が輝いています。一つひとつの光は小さくても、集まることで夜空を照らします。人も同じです。一人では届かない光も、志を同じくする仲間と歩めば、より多くの人の心を照らすことができます。私は、誰かを私と同じ人間に育てたいのではありません。あなたには、あなたにしかない感性があります。あなたには、あなたにしか歩めない人生があります。白龍精霊術は、その個性を失わせるための学びではなく、その人らしい光を育てるための学びです。だから、焦る必要はありません。背伸びをする必要もあり
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