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【Y-Biz】シリーズ「退職後の数十年を生きる」:(第3回)「与える存在(What can I give?)」への変容

〜「頼られる喜び」を再定義し、地域社会とつながるシニアの生き方〜はじめに全3回でお届けしてきた「退職後の数十年を生きる」シリーズも、今回が最終回です。第1回では、退職後に続く長い日常において「マタリング(自分が重要な存在であるという実感)」がいかに大切かをお話しし、第2回では、新しい自分に生まれ変わるためのモヤモヤ期「ニュートラル・ゾーン」の過ごし方について触れてきました。心の空白期間を経て、少しずつエネルギーが湧いてきたとき、次に直面するのが「では、これから何をして生きていこうか」という具体的な方向性の模索です。退職直後はどうしても、「肩書を失った私は誰なのだろう(Who am I?)」という、過去の自分や失ったポジションに目が向きがちです。しかし、ここから先の数十年を真に豊かで、生きがいに満ちたものにするためには、思考のベクトルを少しだけ変えてみるというアプローチがあります。それが、「私は周囲や社会に何を与えられるだろうか(What can I give?)」という、利他と貢献の視点へのシフトです。シリーズ最終回は、シニア層の幸福度を劇的に高める「与える存在」への変容について考えてみましょう。「Who am I?」から「What can I give?」へのマインドシフト現役時代のビジネスでは、目標を達成すること、成果を上げること、あるいはスキルを「獲得すること」に重きが置かれることが多かったかもしれません。しかし、リタイア後のライフキャリアにおいては、「獲得する」ことから「還元する(与える)」ことへと目的が変わっていく傾向があります。シュロスバーグ先生が提示した「SAID
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