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【Y-Biz】昭和・平成・令和を生き抜く:絶望の時代を希望に変える「人的資本経営」4つのパラダイムシフト 第2回:「健やかに働ける状態」の再定義:昭和と令和の対比

はじめに私は昭和32年に生まれ、バブル経済の発生からその頂点、そして崩壊にいたるまで、日本のビジネスシーンの激しいうねりの中で生きてきました。今年で70歳を迎え、働く人生の後半戦に立っていますが、今でも現場で多くの気づきをいただいています。現代の組織運営において、「従業員が健やかに働ける状態」をどのように整えるかは、非常に重要なテーマとなっています。しかし時折、先輩世代の経営者やマネジメント層の方から、「今の若者は少し過保護ではないか」「自分たちの若い頃はもっと厳しく育てられたものだ」といった、戸惑いの声を聞くこともあります。異なる時代を生きてきたからこそ、価値観のすれ違いが起きるのはごく自然なことです。今回は、かつての「昭和」と現在の「令和」それぞれの時代背景を見つめ直し、今の時代に求められる「健やかな職場環境」のあり方について、前向きに紐解いていきたいと思います。1. 世界が絶賛した昭和の「安心感」という土台昭和の日本型経営(終身雇用、年功序列、企業内組合)は、かつて世界中から「奇跡のシステム」と評価され、海外のビジネススクールでも熱心に研究されていました。また、先輩が後輩を付きっきりで育てる日本独自の「OJT(On-the-Job Training)」も、単に業務を教えるだけでなく、組織の強い絆を育む仕組みとして機能していました。当時の働き方は一見、非常にハードでモーレツなものに映るかもしれません。しかし、多くの方々が心身を保ちながら前進し続けられた背景には、時代が用意してくれていた「目に見えない強力なセーフティネット」が存在していたからではないでしょうか。・右肩上がりの
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