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うつ病のときに「するべきこと」

 うつ病という長い冬の最中にいるとき、最も勇気がいるのは「何もしない」と決めることかもしれません。 休むと決めたなら、まずは心と体のスイッチを完全にオフにしてみましょう。 布団のなかに身を沈め、ただ泥のように眠る。それは停滞ではなく、回復のための大切な「治療」という名の「前進」です。 スマートフォンの画面から流れ込む情報の濁流を止め、ざわつく頭を静める時間は、自分を守るための「聖域」となります。 「外に出れば気が晴れる」という言葉に、耳を貸す必要はありません。 うつ病がひどいときには、お風呂に入ること、ゴミを捨てることさえ、エベレストに登るような絶望的な重労働に変わるからです。 それは決して怠けではなく、脳が必死に出しているSOSなのです。 部屋が散らかっていても、着替えられなくても、シャワーを浴びなくて臭くたって、仏様があなたを責めるでしょうか? 答えは「否」です。 今はただ、息をして、食べて、薬を飲み、トイレに行き、眠る。それさえできれば、今日という一日は百点満点なのです。 「あるがまま」の自分を、そのまま受け入れること。 何ができなくても、「ただそこに存在しているだけで十分なのだ」と、自分を許してあげましょう。もし、そこまで達観できないのであれば、「仏様は今の自分を許してくれている」と思ってください。 そうして心を空っぽにできたとき、必ず小さな光が差し込む隙間が生まれるでしょう。 その「光」を「生きるエネルギー」だと思えれば、それはうつ病が良くなっていると、思ってもよいのではないかと蒼俊は思います。                        沙門蒼俊  合掌#うつ病
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