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【人間ってやつは、なかなか面白いもんですよね。】

はい、前回ね、マイナーな六韜の十過を紹介した。あ、そうそう。「虎の巻」って言葉の元ネタ、あれ六韜だからね。地味にすごいでしょ。だいたいみんな孫子に持っていかれるけど、あの裏側にいる“設計者側の思想”みたいなのは、むしろこっちのほうが濃い気がするんですよね。そうでもないか。(笑)まあ、その話はまたどこかで。で、今日は「十過」でいこうと思う。……は?また?って思いました?わかる。いや、ほんとわかる(笑)さっきやったやん、それ。っていうね。カエサルどこ行った?アレクサンドロス大王は?って。いや、わかるんだけどさ、ちょっと待ってほしい。これね、「同じ言葉なのに、全然違うもの」なんですよ。前回の六韜は、ざっくり言うと“現場の話”なんですよね。将軍とかリーダーが、どういう性格だとやらかすか。勇気ありすぎると突っ込みすぎて死ぬし、慎重すぎるとチャンス逃すし、優しすぎると統制崩れるし、みたいな。つまり、「人としての偏り」が、そのまま“弱点”になるって話。で、今回は韓非子。以前彼を紹介したよね?覚えてる?で、これがね、ちょっと質(タチ)が悪いのよ。いや、言い方アレだけど(笑)というのは、こっちは“上のバグ”なんですよ。性格とか気質じゃない。「判断の構造」が壊れてるやつ。もっと言うと、「本人は正しいと思ってるのに、結果として全部ズレていく」っていうタイプのやつ。これが一番厄介なんですよね。だって、直せないから。いや、正確に言うと、“自分で気づけない”。で、気づいたときには、だいたい手遅れ。まあ、人生でもよく見るやつですよね(笑)で、この韓非子の十過。簡単に言うと、「やらかすパターン集」です。しかも
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