女性マラソンランナー外反母趾の痛みで5kmも走れず
札幌外反母趾巻き爪研究所
それは今から10数年前のことになります。
ちょうど雪が溶け始めた今頃の時期だったので、記憶をたどりながら記事にしてみました。
30代の女性が来院されました。
問診で伺った内容は、以下の通りです。
●北海道マラソンにエントリーしている
●毎日走って練習している
●最近は5kmも走ると母指球が痛くなり走れない
●歩くだけでも痛みがある
何とか本番までに痛みなく走れるようにしたい
北海道マラソンは、確か8月の最終日曜日。
それまでに改善したい、という切実なご相談でした。
足を視診すると、やはり外反母趾。
母指球にははっきりとした腫れが見られました。
さらに歩行を撮影し、動画で確認すると——
典型的な「ペタペタ歩き」でした。
足の裏を打ちつけるような歩き方で、正面から見ると足裏があまり見えない。
外反母趾で来院される方によく見られる、典型的な悪い歩き方です。
初回は、状態の説明を丁寧に行い、
足指の簡単なトレーニングをレクチャー。
そして、正しい歩き方の実技へ。
しかし——
やはり最初は皆さん同じです。
ロボットのようにギクシャクして、スムーズに動けません。
長年続けてきた歩き方は、そう簡単には変わらない。
むしろ正しい動きの方に、強い違和感を覚えます。
歩行改善は、まず「違和感との闘い」から始まるのです。
マラソンをされている方は分かると思いますが、
毎日走らないと気が済まない、いわゆる“ランナーズハイ”の状態の方も多いです。
彼女もまさにそのタイプでした。ただ、毎回5kmほどで痛みが出ていたため、
走り方にも問題があると判断。そこで一度ペースを落とし、
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