現役営業事務が語る“属人化”②
セラー業務支援室です。
前回は、企業の属人化がなぜ解消しにくいのか、その“心理的な背景”について書きました。
https://coconala.com/blogs/5772362今回はその続編として、「属人化をどう解消するか」 のヒントを、少し別の角度から考えてみます。
ヒントを見つけたきっかけは、あるテレビ番組でした。■ 日本の伝統産業に見る“究極の属人化”先日、テレビで「播州そろばん」の特集を見ました。
播州そろばんは、部品ごとに職人が担当する完全分業制で、ほとんどが高度な手作業。
しかし紹介されていた職人さんたちはみなさんご高齢で、跡継ぎがいないという現実を抱えています。
番組内でタレントが継承することについて質問する場面で、職人ははじめこそ言葉を濁していたものの、
しびれをきらしたタレントが率直に「継承するつもりはないのですね?」と問うと、
最終的に「そうだ」と認めていました。
その時私は、「自分と家族の生活ができればそれでいいのか?」
「自分の技を後世へ残す意識はないのか?」
と感じ、これこそ究極の属人化ではないかと思ったのです。
しかし、少し時間が経つと私は別の可能性に気づきました。
そもそも職人さんは、“そろばんに未来がない”と思っているのではないか。
■ 30年で大きく変わった“計算器具”私が会社員になった30年前、当時の経理部長は
「電卓には桁がないから」とそろばんを使っていました。
しかし今は、
• 計算は表計算ソフト(Excel)が中心
• 電卓を使う頻度も激減(私は数字の一時メモとして電卓を使用することも)
• プライベートではスマホの計算機
こうした現
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