新人研修で新社会人に伝えてほしい「○○の大切さ」・コンプライアンスの専門家として願うこと
コンプライアンスとは法律を学ぶこと?新人研修のテーマとして「コンプライアンス」を取り入れている企業は少ないかもしれませんし、もし取り入れていたとしてもその内容は「法律知識」が中心になってしまっています。コンプライアンス=法令遵守という常識があるので、若者に法令を理解させようとする気持ちはわかります。しかし、私はことあるごとに「ルール重視」のコンプライアンスに異議を唱えています。ルールの全てを守ることはできない私たちはルールを完璧に守っているわけではありません。黄色信号を無視して横断したことのない人がいるでしょうか?速度制限違反をしたことのないドライバーがいるでしょうか?ルールを完璧に守れない以上、ルールとは別の判断が私たちには必要なはずですが、それは誰が教えるのですか?「そんなことは自分で考えろ」それでは様々なリスクを生んでしまう時代になっています。若者の現実認識が年々、仮想化しているからです。それによって起きる悲しい風景を私はたくさん見てきましたが、多くの人はそのことに気が付いていないようです。若者はまだこの社会の全貌を知りませんから、知らぬ間に危険なゾーンに入り込んでしまう確率が高いですし、そこから抜け出す方法に気が付かないことも多いです。それは若者に限ったことではなく、30代、40代、それ以上の人々についても同様に、私は懸念を持っています。法令知識は最小限にそれぞれの業界、業種、業務内容ごとにリスクは異なります。リスク管理は、リスクの「重大性」と「発生確率」を数値化して優先順位を考えるのが基本ですが、新人研修では「重大性が高いリスク」を抽出し、それへの対処法を身に着けても
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