絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

2 件中 1 - 2 件表示
カバー画像

新人向けコンプライアンス研修で伝えたいのは「不都合な現実」と私たちは生き物だということ

私はコンプライアンスの講師もしますが、本業は中小企業の法務相談です。 法令遵守が加速しても、法令遵守は完璧にはなりません。 でも、年々「きれいごと思考」の人が増加するのはやむを得ないこと。 法令遵守が浸透すると、世の中の風景が一見して「きれい」に見えてしまいますから。 その「きれい」の裏側にあるものに子供のときには気が付きません。 昔なら、法令遵守なんて「ほどほど」が常識でしたし、子どもも短時間で大人になってしまうので、この「きれいごと」の実体に早々に気が付き、それなりに対処できます。 しかし、最近は深層意識において、現実とファンタジーの境目があいまいなまま大人の活動をしている人が増加しています。 これは時代の成り行きとして仕方がないのですが、その思考では現実の壁に直面したときに、簡単に行き詰まってしまいます。 行き詰まった人が心理的にヘトヘトになって、私のようなカウンセラーのカウンセリングを受けるのならまだよいのですが、誰の助けも借りずに諦めてしまう人もいます。 幸運にも現実の壁に直面しないでどうにかなっている人たちにとっては、この世の中は本当に「きれい」なのであり、わずかでも汚い存在に気が付くと、目障りで醜く感じ、排除したくなってしまうという心理現象があります。 無菌にすればいいという感情。 その実現のために実際に権力を使おうとする人も増えてきました。 そう。この社会の責任ある地位にある人たちが現実を見失いつつあるのは心配でなりません。 私たちは、本来は仲間である微生物の力を借りなければ生きていけない生物なのです。 微生物を「気持ち悪い」「汚い」と思う人たちが増えていけば、
0
カバー画像

新人研修で新社会人に伝えてほしい「○○の大切さ」・コンプライアンスの専門家として願うこと

コンプライアンスとは法律を学ぶこと?新人研修のテーマとして「コンプライアンス」を取り入れている企業は少ないかもしれませんし、もし取り入れていたとしてもその内容は「法律知識」が中心になってしまっています。コンプライアンス=法令遵守という常識があるので、若者に法令を理解させようとする気持ちはわかります。しかし、私はことあるごとに「ルール重視」のコンプライアンスに異議を唱えています。ルールの全てを守ることはできない私たちはルールを完璧に守っているわけではありません。黄色信号を無視して横断したことのない人がいるでしょうか?速度制限違反をしたことのないドライバーがいるでしょうか?ルールを完璧に守れない以上、ルールとは別の判断が私たちには必要なはずですが、それは誰が教えるのですか?「そんなことは自分で考えろ」それでは様々なリスクを生んでしまう時代になっています。若者の現実認識が年々、仮想化しているからです。それによって起きる悲しい風景を私はたくさん見てきましたが、多くの人はそのことに気が付いていないようです。若者はまだこの社会の全貌を知りませんから、知らぬ間に危険なゾーンに入り込んでしまう確率が高いですし、そこから抜け出す方法に気が付かないことも多いです。それは若者に限ったことではなく、30代、40代、それ以上の人々についても同様に、私は懸念を持っています。法令知識は最小限にそれぞれの業界、業種、業務内容ごとにリスクは異なります。リスク管理は、リスクの「重大性」と「発生確率」を数値化して優先順位を考えるのが基本ですが、新人研修では「重大性が高いリスク」を抽出し、それへの対処法を身に着けても
0
2 件中 1 - 2