【生命保険編|第6話】 片働きと共働きで“必要保障額”は変わります
ここまで、必要保障額の考え方を整理してきました。思想ではなく、感覚ではなく、引き算で考える。その上で、次に重要なのが家庭の構造です。片働き家庭の場合主な収入者が亡くなった場合、家計の大部分が失われます。生活費の多くを支えていた収入が一度に消えるため、必要保障額は大きくなりやすい傾向があります。ここは比較的、整理しやすい構造です。共働き家庭の場合ここは誤解が多い部分です。「共働きだから半分で良い」とは限りません。一方が亡くなった場合、 ・保育環境の見直し ・働き方の変更 ・時短勤務への移行といった変化が生じる可能性があります。収入が減るだけでなく、支出構造も変わる場合があります。単純な“半分”では設計できません。専業主婦(主夫)の場合収入がないから保障は不要。これは正しくありません。家事・育児の外注費を考慮すると、経済的価値は存在します。見えない支出をゼロにすると、設計が歪みます。第6話のまとめ生命保険は、「年収の何倍」という単純な目安では決まりません。家庭の構造によって、必要保障額は変わります。数字の前に、構造。これが、ここまでの一貫した考え方です。次回は、“過剰保障”がなぜ危険なのか。最後の調整に入ります。▶ この保障額、本当に足りますか?
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