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敷金と礼金、同じ“お金”なのに何が違うんですか?

敷金の話をすると、ほぼ必ずセットで出てくるのが礼金 です。契約時にまとめて支払うことも多く、金額も似ていることがあるので、「どっちも同じようなものでは?」と思ってしまいがちですが——この2つ、性質はまったく別物です。まず、敷金は「万が一のために預けているお金」という性質を持っています。家賃の滞納や、借主の責任による修繕費など、何かが起きたときのための担保のような位置づけです。一方で、礼金はどうかというと、これは預け金ではありません。名前の通り、「貸してくれてありがとう」というお礼として支払うお金です。つまり、敷金は使われなければ戻る可能性があるお金。礼金は最初から戻ってこない前提のお金。ここを混同したままだと、退去時に「これは返りません」「これは差し引きます」と言われたとき、それが敷金の話なのか、礼金の話なのか、判断がつかなくなってしまいます。まずは、この2つが同じ“お金”でも、役割が違うということ。ここをしっかり分けて理解しておくだけで、契約書の見え方はかなり変わってきます。次は、敷金からどんな費用が引かれることがあるのかその話に進みます。次回予告「敷金から引かれるお金・引かれないお金の境界線」
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