16 サラダ油代わりにオリーブオイルを使うメリットは?
サラダ油代わりにオリーブオイルを使うメリットは?どんな料理に向く? 管理栄養士に聞く
料理のときによく使われる食用油の一つが「サラダ油」ですが、中にはサラダ油の代わりにオリーブオイルを使う人もいるようです。オリーブオイルを使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか。また、どのような料理に向くのでしょうか。三鷹駅前たなか糖尿病・内科クリニック(東京都三鷹市)の管理栄養士、田中恭子さんに聞きました。
ビタミンやポリフェノールを多く含む
Q.料理のときに、サラダ油の代わりにオリーブオイルを使う人もいるようです。そもそも、サラダ油とオリーブオイルは、何が違うのでしょうか。オリーブオイルに含まれる栄養素も含めて、教えてください。
田中さん「脂肪の構成要素である『脂肪酸』の観点で言うと、サラダ油もオリーブオイルも『不飽和脂肪酸』(植物の油や魚の脂に多く含まれる脂肪酸)で、サラダ油はオメガ6(n-6系)の『リノール酸』、オリーブオイルはオメガ9(n-9系)の『オレイン酸』にそれぞれ分類されます。
リノール酸は、LDL(悪玉)コレステロールを下げる作用がありますが、過剰に摂取するとHDL(善玉)コレステロールも下げ、動脈硬化を進行させやすく、またアレルギー疾患を引き起こしやすいので、注意が必要です。特に外食や市販の加工食品に多く含まれている場合があるため、『気付かぬうちに過剰摂取していた』ということにもなりかねません。
オレイン酸は、脂肪酸の中でも熱に強く、酸化しにくいという特徴があります。また、ビタミンAやビタミンE、ポリフェノールが豊富に含まれていることから、美容液などで使われてい
0