認知症家族に「トイレは1人で」を望むとき知っておいてほしいこと
「トイレは自分で行けるようになってほしい」
そう思っているご家族の方へ本人が「こうなりたい」という目標と同じくらい介護している家族が
「どうなってほしいのか」という思いはとても大切です。
今回は、入院中によく聞く
「トイレは自分で行けるようになってほしい」
という家族の思いを例に入院中に担当になったリハビリ職が
家族からどんな情報を知りたいと思っているのか
をお伝えします。
「トイレに1人で行ける」ために必要なこと
家族の思いと、医療職が考えていることは
ここでズレることがとても多いです。
「トイレに1人で行ける」ためには大まかに以下の工程をすべて1人で行う必要があります。
・尿意がちゃんとあるか
・尿意を感じたときに
・自分で起き上がれるか
・立ち上がれるか
・部屋からトイレまで移動できるか
・自分でズボンを下ろせるか
・トイレに座れるか
・トイレットペーパーに手が届き、陰部を拭けるか
・立ってズボンを上げられるか
「歩ける=トイレに行ける」
と思われがちですが実際にはこれだけの工程があります。
まずここで医療職とご家族の間に
認識の違いが生じることが多いです。
代替案を含めて考える
次に考えるのは・一部は介助があってもいいのか
・代替方法を受け入れられるか
という点です。
よくあるのは
ベッドの横にポータブルトイレを置く方法。
「トイレまで歩く必要があるのか」
「ポータブルトイレでも良いのか」
ここが変わるだけでリハビリの内容や期間は大きく変わります。
リハビリ職が家族から知りたい情報
目標を達成するために事前に知っておきたい情報があります。
◯ 普段の生活スペースはどこか
0