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崩れる時は一気だ

「絶対だ」と思い込んで依存しているものほど、崩れるときは一気です。「絶対」という言葉は、思考を停止させます。「これが正解だ」「これは揺るがない」そう信じ切った瞬間、人はその前提を疑わなくなります。周囲で少しずつ起きている変化(綻び)に気づけなくなり、手遅れになるまで動けなくなってしまうのです。私たちが今直面しているのは、長年信じられてきた「あたりまえ」の賞味期限が切れた状態だと思います。特定のシステムや価値観に深く依存するということは、それが揺らいだ瞬間に、自分も一緒に揺れるということでもあります。今、必要なのは集中から分散へのシフトです。自分の足で立つこと。複数の繋がりを持つこと。答えを外に求めるのではなく、内側に探すこと。外部の評価に価値を委ねず、自身の「直感」や「人間らしさ」を大切にすること。それは、何があっても自分を失わないための「尊厳の回復」ではないでしょうか。今のあなたは、昨日のあなたと同じですか?ひとつの場所に全てを預けない。それだけで、揺らぎへの耐性は大きく変わります。今の状況は「絶望」ではなく、「執着を手放すための智慧」だと感じています。「終わりの始まり」です。始まりへと移行する時は、痛みも伴います。無防備で、不安です。しかしそうでなければ、成長はあり得ません。物理の時間は不可逆。人は前を向くしかありません。その「しかない」の中に、意外なほどの自由があります。でも意識の中では、過去も未来も今につながっています。自分の中の「絶対」が溶けていく感覚— それは不安というよりも、むしろ本来の軽さかもしれません。システムが揺らげば揺らぐほど、最後に残るのは「半径3メート
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探せば探すほど、本当の自分から遠ざかっていく理由―「空白を埋めようとしない」とは

「なんだか、これまでの当たり前が通用しなくなっている」  そう感じているのは、私だけではないはずです。 選挙が始まり、社会の空気がざわつく中で、多くの人が「このままでいいはずがない」と感じているのではないでしょうか。 言葉にしきれない不安と期待が入り混じった緊張感を感じます。 歴史を振り返れば何度も訪れてきた「時代の転換期」がまさに今なのではないでしょうか。 今日はこんな2つの言葉から始めさせてください。 それは… 無位の真人(臨済録) 平らけき道うしなへる/ 世の中を/ ゆり改めむ /あめつちのわざ (橘曙覧)この歌が詠まれたのは、幕末という激動の時代。「平穏な道を見失った乱れた世を、天地が激しく揺さぶり、根本から揺さぶり動かし、一新させようとする。天地(宇宙)の神々による偉大な働きであることよ。」 そんな力強い意志と覚悟が、ここには込められています。 「ゆり改めむ」とは、単なる穏やかな”改め”ではありません。それは、「人が作った正しさ」ではなく、「天地自然の理」によって 世界を立て直そうとする”意志”です。 人間の理屈や正義、政治的な駆け引きを超えたところから起こる、「天地そのものの働き」です。 「あめつち」とは、この世のすべて。 特定の誰かの意思ではなく、「宇宙の摂理」、「自然の理」、「八百万の神々の総意」とも言える流れです。 現代の私たちに語りかける、この歌の「あめつちのわざ」は、 今のカオスを「襲いかかる不幸」としてではなく、 避けては通れない必然のプロセスとして受け取る「覚悟」を示していると感じます。 🟡時代が大きく揺れるとき、真っ先に崩れるのは「位」 地位、肩書
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