野菜を育てることと、 ロゴを育てることは 似ている?
「いっぷくデザイン」です。私は兵庫県で農業を営みながら、デザイナーとしても活動しています。日々、土に触れ、作物を育てていると気づくことがあります。それは「良いロゴを作るプロセスは、美味しい野菜を育てるのとそっくりだ」ということです。まずは「土作り(ヒアリング)」から野菜作りで一番大切なのは、いきなり種をまくことではなく「土作り」です。 ロゴ制作も同じ。私は最初に10〜20問の質問をさせていただきます。・「どんな土地で、どんな想いで育てていますか?」・「誰に、どんな風に食べてほしいですか?」これらは、その農家さんだけの「物語」という肥料を、デザインの土壌に混ぜ込む作業です。テンプレートには「あなた」が入っていない世の中には便利なテンプレートがありますが、それは誰にでも合うように作られた「無機質な記号」です。例えば、北海道で長ねぎを育てている農家さんとのやり取り。テンプレートのネギは綺麗ですが、その方のこだわりである「(丁寧に土寄せしているから)ネギの上部まで白くて綺麗」「葉っぱを3枚残して頭を揃える出荷規格」までは表現されていません。農家さんが本当に欲しいのは「ただのカッコイイ、ネギの絵」ではなく、「自分の分身」のようなロゴなのです。修正は「手入れ」の時間芽が出たあとも、間引きや水やりを欠かさないように、デザインも何度も修正(ブラッシュアップ)を重ねます。「もう少し白い部分を多く」「輪郭をくっきりと」。 そうして手間をかけることで、世界に一つだけの、その農家さんらしいロゴが収穫(納品)できるのです。私の質問攻めは、あなたの情熱をデザインの肥料にしたいから。「自分だけのネギ」「自分
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