心|理由は分からないのに、疲れているとき
特別なことは、何も起きていない。忙しすぎるわけでもないし、大きな問題を抱えているわけでもない。それなのに、なぜか身体が重かったり、気力が湧かなかったりする日があります。考え事をしているつもりもないのに、ふとした瞬間に、ため息が出てしまうような感覚。そんな状態に、心当たりはありませんか?「ちゃんと休めていないからかな」「年齢のせいかもしれない」「気のせいだと思おう」そうやって理由を探してみても、どれもしっくりこないまま、その感覚だけが残ることがあります。無理に考えようとしなくても消えない疲れ。私達は、言葉にできないことを先に感覚として抱えることがあります。納得できていない選択。整理しきれていない気持ち。見ないふりをしてきた違和感 ━━それらは、「問題」としては表に出てこなくても、身体や日常の中に、静かに滲み出てくることがあります。ちゃんと生活できている人ほど、この感覚を後回しにしがちです。仕事もこなしている。人間関係も大きくは崩れていない。「困っている」と言うほどではない。だからこそ、理由の分からない疲れを、自分でも軽く扱ってしまう。でも、何も起きていないように見える日常の中で、感覚だけが先に反応していることも、確かにあります。タロットは、そうした感覚を無理に意味づけるためのものではありません。未来を決めるためでも、行動を急がせるためでもない。言葉になる前の状態を、そのまま置いてみるための灯り。「何が問題か」を探す前に、「今、何を感じているか」をそっと確かめる時間です。理由は分からないのに、疲れているとき。それは、怠けているわけでも、弱っているわけでもありません。ただ、まだ言葉に
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